太陽花学運とは、台湾の学生らが立法院(日本の国会にあたる)を占拠、2014年3月18日から発生した学生運動。
なお「太陽花学運」は日本語訳で「ひまわり学生運動」のこと。ひまわりには、「不透明な協議決定に光を」との意味が込められている。
概要
2014年3月17日に立法院で、台中間のサービス分野の市場開放を目指す「両岸サービス業貿易協議」の批准に向けた審議を委員会で行っていたが、与党・中国国民党の立法委員(議員)が時間切れを理由に一方的に審議を打ち切ったため反発が広がった。 2014年3月18日午後6時(台湾現地時間)ごろ、サービス貿易協定を反対するデモが行われ、同日午後9時過ぎになって、300名を超える学生のデモ参加者が立法院議場内に進入した。なお、中華民国および台湾の歴史上、民衆によって議場が占拠されたのは憲政史上初めてである。立法院の外でも、学生たちを支持する市民が数千から数万人ほど集まり、デモを開いている。