ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要編集

江戸川乱歩による造語。

「論理的な謎解き」に主眼を置く“本格”推理小説に対する“変格”、その中でも


・基本的に短編で、

・独特の雰囲気(世界観)の中で何とも不気味な事件(犯罪とは限らない)が起き、

・最後まで謎がハッキリとは解決されない、あるいは非常に不快な終わり方をするなどして、

・読後に何ともすっきりしない奇妙な後味を残す(ことが作者の狙い?である)、


ことを指す。


代表例はロバート・バー『放心家組合』、トマス・バーク『オッターモール氏の手』、ヒュー・ウォルポール『銀の仮面』、ロード・ダンセイニ『二壜のソース』など。

(ここに挙げたこれらの作品は、乱歩自身が編んだ創元推理文庫『世界短編傑作集』に収録)


日本では横溝正史夢野久作ら戦前派探偵作家達の短編作品や、星新一ショートショートの一部作品(『おーい でてこーい』等)などにみられる。

が、近年はほとんど用語として使われない


関連タグ編集

江戸川乱歩 アンチミステリ

関連記事

親記事

ミステリ みすてり

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1386

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました