概要
本作のメインヒロイン。
大財閥・姫野グループ総帥の一人娘。
紅優高校拳法部のマネージャーを務める山崎里美とは幼馴染み同士であり、彼女の誘いで拳法部マネージャーになった。
黒髪ロングの美少女で、性格は少々天然ボケであるものの非常に優しく、自分がお嬢様であるということを鼻にかけたりせず、誰に対しても好意的に接するため、男女を問わない人気者である。
不良から恐喝されていたところを色丞狂介に助けられ、彼に好意を寄せるようになった一方、銀行強盗を成敗した変態仮面にも好意を抱いているものの、箱入り娘だったためか、変態仮面の姿や変態技を見ると卒倒してしまうことが多い。
変態仮面が被る「Aiko」と刺繍されたパンツは、愛子が15歳の誕生日に母からプレゼントされたもので、狂介が愛子の家を初めて訪れた際、偶然見つけたものであり、そのまま持って帰ってしまった。
狂介とは両想いであったが、四季春夏の熱烈なアプローチや執事の世羽(せわ)の執拗な妨害もあったゆえ、結局成就する事は無く(「帰ってきた変態仮面」によると影が薄い(人気が無い)という)、後に姫野グループ総裁となるために帝王学を学びにフランスへ留学する。
※文庫版5巻の書下ろしエピソードで狂介と結ばれなかった理由付けがされており、愛子は小学5年生の頃にアメリカに移住して以来現地の高校に通っていたが、親の仕事の都合で半年間だけ再来日していた身の上で、約束の半年が経ってアメリカの高校に復学したことが描写された。