中国の伝説に出てくる冥府に住み、生まれ変わる人に忘却の薬湯を飲ませるお婆さん。
中国語ではモンポー(Meng Po)と呼ぶ。
生まれ変わる人は彼岸花が咲き誇る「黄泉路」を行き、「忘川河」という処を通り、そこにかかっている「奈河橋」を渡り、「望郷台」まで行き、すぐ傍にある「孟婆亭」(孟婆荘)で「迷魂湯・孟婆茶」を飲んで、今までの事を何もかも綺麗さっぱり忘れて、 生まれ変わるという。
以下ここでは、ソーシャルゲーム『陰陽師』の登場キャラについて解説する。
概要
私が小さい時に、父が他界した。
子供の頃の記憶では、母は泣き続けて生気を失い、ただ私の面倒を見るためだけに生きてるだけって感じだった。
そんな苦しんでいる母の姿を見てはいられなかった。
母があの苦い思い出を忘れられればいいのに!この願いを叶えるため、私はある薬草を探し続けた。
人に苦痛を忘れさせる薬を作れる薬草を。
だけど、母はその日を待たずに、亡くなってしまった。
(伝記一より)
CV:釘宮理恵
中華人民共和国のソーシャルゲーム『陰陽師(ゲーム)』の登場キャラクター。
90%の確率で敵を沈黙状態にさせることができるスキルを持つ式神。
ストーリーでは9章で登場。
冥府に住む可愛い少女。いつも鍋の妖怪の上に座っている。
彼女が作るスープを飲めば、何もかも忘れられる。
閻魔の助けのもとで冥界の途中に店を開いた。
式神図鑑ではツンデレと書かれているが、陰陽師たちには普通に接している。
山兎と親しいが、仲が良いとは認めたがらない、彼女の危機には血相を変えて助けに来るなど彼女に対してはツンデレ。
「孟婆」と呼ばれているが、実際は「牙牙(がが)」という鍋の精に乗るかわいらしいツンデレ少女にすぎない。
「牙牙」と山兎とは親友だったらしい。
彼女が作る薬を飲んだ者は、すべてを忘れ去るという。冥土に向かう道の途中に薬屋を構えている。時に「忘れた」ほうが、人はより幸せになれるものだ。
(陰陽師「式神図鑑」より)
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