概要
東方Projectの楽曲の1つであり、『鳥船遺跡 ~ Trojan Green Asteroid』最後のトラック10に収録されたオリジナルの曲。
幻想的なベルを思わせる音や、ピアノの流れる様なメロディーが特徴的な落ち着きのある曲で、同じく前々作と次回作それぞれのラストトラックである「最も澄みわたる空と海」や「日本中の不思議を集めて」に近い雰囲気を放っており、CDの最後を飾るのに相応しい出来栄えとなっている。
曲名解説
宇宙に浮かぶ
宇宙空間に棄てられた衛星トリフネ其の物の状態を差す。宇宙をまるで海に喩えるなら、まさしくトリフネは海に浮かぶノアの方舟と言って差し支えない物である。
幻想郷
普通に考えれば東方Projectの舞台である幻想郷を差すが、ここではどちらかと言えば本来の用途である幻想的な世界と言った方が正しいか。
トリフネはまさしく科学世紀が生み出した、宇宙に浮かぶノアの方舟であり、其処に広がる幻想的な密林はまさにトリフネと言う金属の結界に守られた科学の幻想郷と言えてしまう物である。博麗大結界で外界と隔絶された東方Projectの舞台たる幻想郷とは見事な対を成していると言えよう。
アレンジ
関連タグ
最も澄みわたる空と海、日本中の不思議を集めて:同じく前作と次回作のラストトラックをそれぞれ飾る、落ち着きのある曲繋がり。