概要
漫画「これ描いて死ね」に登場するキャラクター。主人公。
東京都の伊豆王島で暮らす高校一年生。
漫画を読むのが大好きで、島の貸本屋にある漫画は全て読んでしまった。
一番好きなのは☆野0の連載デビュー作「ロボ太とポコ太」。
幼い頃は上手く友達が作れず独りぼっちで過ごしていたが、漫画と出会い「漫画のキャラならきっとこうする」という励ましを得て少しずつ勇気と社交性が育っていった。
また、この頃からイマジナリーフレンドとして「ロボ太とポコ太」のポコ太が現れるようになり、高校生になった現在でも彼女のそばで助言を送り続けている。
高校一年生の5月、長らく消息不明だった☆野0がコミティアに参加すると知り、意を決して東京本土へ向かう。
そこで☆野0の正体が自身の高校の教師手島零だと判明、彼女を顧問として「王島南高校漫画研究会」を立ち上げる。
漫画への情熱はあるものの漫画力はまだまだ発展途上で、特に画力はイマイチ。
藤森心が加入してからは彼女が作画を担当し、相は原作を担当する。
他にも枠線や文字、擬音、フキダシ、ベタなど画力が無いなりにさまざまな役割を担う。
処女作は「ネコ太とニャン太」。
構成、絵、台詞などどれを取っても「いいところを探す方が難しい」というシロモノだが、手島零からは「純粋に漫画を愛しているのがわかる」、石龍光からは「自由で面白い、漫画に人が感じられる」と評価を受けている。
また、藤森心はこの漫画が大のお気に入りで、単行本第2巻のカバー裏で絶賛している。