宮司とは
宮司(神職)
神社の責任者を務めている神職のこと。神社で働く神職や巫女をまとめる 神社の長(おさ)。
宗教法人としての神社の代表役員で、各神社に一人しかいない。逆に言うと、どんな神社にも必ず一人の宮司がいる。原則として宮司以外の者が代表役員になることはできない。
その神社が行う祭祀の責任を担う立場なので、単なる「神社の代表」ではなく、神社が行う宗教儀式にも責任を持つ立場にある。
一般の神社では宮司の次位は禰宜であるが、一部の神社では宮司と禰宜の間に権宮司という職が置かれる
日本全国には8万社ほどの神社が現存するが、その一方で神職は2万人ほどしか存在しない。つまり、6万社もの神社は常駐している宮司がいない神社となる。
そのため、こうした神社では他の神社で宮司を務めている神職が兼務する形で宮司を務めている。
この場合、宮司が普段常駐している神社のことを本務神社(本務社)、それ以外の神社のことを兼務神社(兼務社)という。そのため、職階別で見ると、最も人数が多いのは最下位の権禰宜ではなく最上位の宮司である。
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外部リンク
- 宮司 - wikipedia