概要
神奈川県警捜査一課に配属された女性刑事。新人ながらもキャリア組で、階級は警部補。正義感が非常に強く猪突猛進型。その真っ直ぐな姿勢に、殉職した兄である宮城夏樹を知る人間からは「兄貴そっくり」とよく言われる。
所属する班の班長である伊達は彼女の教育係になったが、伊達の飄々として単独行動の多い性格からあすかは容赦なく振り回されることが多かった。しかし彼女は彼女で伊達の捜査方法を真似ていくようになり、伊達が負傷してしまった時は伊達を除く班のメンバーで真犯人に辿り着くようになるなど、徐々にではあるが成果を上げるようになる。
3話で久遠に誘われて三上の経営するバーへ行ってからは伊達同様よく通うようになる。時々飲みすぎて、2日酔いのまま出勤することもある。
最終話では宮城夏樹と、伊達のかつての恋人である片桐冴子を殺害した真犯人の正体と真意、そして「JOKER」と「神隠し」の真実を知ってしまう。全ての事件が終わった後に冴子の墓参りに行ったが、その時に同じく墓参りに来た伊達と再会。警察庁刑事局捜査課に異動が決まったことを伝え、伊達に『JOKER』であるのかと問うた。伊達はそのことに関して一切の答えを言わなかったが、あすかは自身のやり方で世の中の悪と戦うことを伊達に誓い、その後は別れた。
後日談である特別編では、冴子の遺族から遺品整理を依頼され、彼女の家で片づけをしていた際に突如訪問してきた久遠と再会する。が『JOKER』での一連の事件のことと、伊達と久遠の自分とは相反する正義を目の当たりにしてしまった為、どこかぎこちなく接していた。遺品整理を久遠と共に終えた後の帰り道で『JOKER』の必要のない世の中を必ず作っていくことを伝えて別れた。(その時、今まで伊達と久遠とともに捜査したことを思い出していた。)