富士鷹ジュビロ
17
ふじたかじゅびろ
富士鷹ジュビロとは、島本和彦の漫画『吼えろペン』の登場人物。
主人公炎尾燃のライバルの漫画家。代表作は「からぶりサービス」。
漫画をこよなく愛し、執筆に全力を注ぐ凄まじいまでのプロ根性の持ち主なのだが、その方向性はどこか間違えてる気がしてならない。島本漫画の登場人物だから仕方ないが。
強烈な漫画愛を持つ点は同じだが、炎尾とは異なる価値観の持ち主であり、ある種独特な哲学を持って漫画に向き合っている。常人には理解し難い理由で炎尾と殴り合いの喧嘩になる事も。
前述の「からぶりサービス」は風呂敷を広げすぎて、物語終盤になって畳むのに苦労している。
モデルは『うしおととら』『からくりサーカス』等の作者、藤田和日郎。
ちなみに、『吼えろペン』の巻末漫画には「流石にやりすぎだろ、これ」と思って許可を取ろうと藤田本人に見せに行ったら「俺に描かせろ!」と言われたという爆笑の一幕が描かれた。
そのせいかどうかは不明だが、この後地味に準レギュラー化している。