対立(Arcaea)

たいりつ

対立は、Arcaeaに登場する主人公の1人である。

「……ッ、何なのよこれ。何なのよ！？」

「全てを破壊してやるのよ。世界を、硝片を、余さずすべて。やり方なら見つけるわ。フェアでいいでしょう？」

概要

スマートフォン向け音楽ゲーム「Arcaea」の主人公の1人。

激情的であって毒舌家。それでも、自らを省みることができる、相応の優しさも兼ね備える少女。

けれど、そんな彼女にArcaeaが見せるのは凄惨な記憶ばかり。

幸福な記憶をいくら探しても、僅かしか見つかることはなかった。

それにもかかわらず、凄惨な記憶は彼女を追い詰め続け、追い縋り続けーーー

そうして、すべてに絶望した少女は、このArcaeaの世界を壊すために動き出す。

「こんなゴミどころか、ゴミに満ちる世界を始末していけるのなら……」

その世界それぞれには溢れるほどの混沌と、微かな光。

それが叶えば、しあわせになれるだろう。

同じく主人公の光とともに、キャラクターデザインはシエラ氏が担当。

リリース前、日英合わせたTwitterのフォロワー数の5000人突破記念に設定画が初公開された。

容姿

長いストレートの黒髪が特徴的な、青眼の少女。

衣装違いの別バージョンが存在するパートナーは何人かいるが、対立は無印やタッグとしての登場も含めると9種類であり、現時点で最多である。

※ステータスは全てレベル20時、覚醒が実装されているパートナーはレベル30時

メインストーリー

対立

「この世界は陰惨な塊…」

FRAG	STEP	OVER
80	80	80

リリース時から存在し、アプリ初回起動時から選択できるパートナー。

スキルは覚醒前、覚醒後ともになし。

同じく初期入手の光(無印)と比較するとステータスは高めでバランスが良く、まずはこのパートナーのレベルを上げる事を推奨。

また、アノマリー楽曲「Grievous Lady」の解禁にも対立が必要となるため、レベルを上げておくと解禁が非常に楽になる。

「覚醒」に対応済みで、空虚の核5個+荒廃の核25個を使用する。

肩・腰・背中に穴が空いたような大胆な形状をしたドレスを着用しており、露出度が高い。

Axium 対立

彼女には強いという自信があった。そして、確実に全てを破壊するだろう。

FRAG	STEP	OVER
70	90	95

2017年11月3日実装。

モチーフ楽曲は「Axium Crisis」。

Storyパック「Vicious Labyrinth」を購入後、Worldモードで解禁できるパートナー。

スキルはなし。

メインストーリー「2-D」での姿。

初期の対立と比べると服装の露出度は少なくなり、幻想的な儚さと美しさが増している。だが、その容姿とは裏腹に…

そして、純粋な笑みと疲れた笑い声とともに、彼女は空から降りてきた。

塔も彼女に続き倒れようとしていた。

Grievous 対立

見つけたかった。見つける必要があった。運命を共有する誰かが必要なのではない。

この葛藤を生きている何かにぶつける必要があったのだ。彼女には、傷つける相手が必要だった。

FRAG	STEP	OVER
79	102	79

2017年11月3日実装。

モチーフ楽曲は「Grievous Lady」。

Storyパック「Vicious Labyrinth」を購入後、アノマリー楽曲「Grievous Lady」を解禁する(難易度不問)ことでWorldモードで解禁できるようになるパートナー。

スキルは「HARD-想起率が0%に到達して瞬間にTRACK LOSTとなる。」。

初のHARDスキルを持つパートナー。強制終了のリスクがある代わりに基本STEP値が非常に高く、恒常パートナートップ(ただし、後にあるパートナーに抜かれることになる）

壊れゆく世界の中でアノマリーに触れた対立の姿であり、2.0アップデート以降の基本衣装となる。

Tempest 対立

「時間の無駄遣いも、もうおしまい。どうか諦めて、そうして死になさい」

FRAG	STEP(ベース値)	OVER
50	100	50

2020年5月27日実装。

モチーフ楽曲は「Tempestissimo」。

Storyパック「Black Fate」購入後、以下の条件を満たして同パックのアノマリー曲「Tempestissimo」の特殊演出(難易度不問)を発動させてから完走するとWorldマップが解禁され、入手可能になる。

• 所持欠片数の下2桁をゾロ目にする
• Fracture 光をパートナーに選択する(つまり「Luminous Sky」パックの購入が必要)
• 最後のサビまでに想起率を一定以上にする

方法はBeyond譜面解禁と同じだが、進捗ポイントを貯めてBeyond譜面を解禁しても完走しなければマップは解禁されないので注意。難易度不問なので、Past(移行後Present)譜面で完走するのが楽。

スキルは「HARD-テンペストゲージ」。時間経過で自動的に減っていく特殊なゲージ。

LOST判定が増えるほどゲージの減りは加速していき、反対にPURE・FAR判定が増えると減少量が少なくなっていく。短時間ではあるが、ゲージが増加していく状態にする事も可能である。

また、譜面終了後から「TRACK COMPLETE」の表記が出るまでの間もゲージは減少し続けるため、ラストにミスを多く重ねてしまうと、そのままゲージが0になりTRACK LOSTとなる。

また、STEP値も特殊で、「所持しているパートナーの合計レベル/10+ベース値」という計算式に基づく。つまり他のパートナーのレベルを上げればTempest 対立のSTEP値も上昇していくが、最大値は160に制限されている(最大値になると数字が赤くなる)。それでもぶっちぎりのトップ値である。

初期の服装と比べると大きく開いた胸元や足の露出が増えているのが特徴。

コラボ・特典

サマー 対立

FRAG	STEP	OVER
92	66	70

2018年8月31日実装。

Memory Archive楽曲「Auxesia」の購入後、Worldモードで解禁できた期間限定パートナー。

スキルは「ミラー-すべてのノートが反転して流れます」。

ミラースキルを持つパートナーの中では最もFRAG値が高い。

対立&トリン

FRAG	STEP	OVER
85	46	62

2018年10月7日実装。

「Tone Sphere Collaboration」パックの購入後、Worldモードで解禁できるパートナー。

スキルは「VISUAL-Tone Sphere楽曲をプレイ時、ノートのデザインが『リコピン』になる」。青のアークノートが緑に、それ以外のノートが赤くなる。これはTone Sphereの作者であるSta氏がキラートマトをこよなく愛することに由来する。

ToneSphereのキャラクタートリンとのタッグパートナー。

Grievous Lady 対立&チュウニペンギン

FRAG	STEP	OVER
68	93	67

2019年5月23日実装。

「CHUNITHM Collaboration」パックの購入後、Worldモードで解禁できるパートナー。

スキルは「チュウニズム-クリア条件【7】」。

ゲージの溜まり方がCHUNITHM風になり、ゲージに書かれている数字が【7】以上だとクリア。ゲージの色や最大10本溜まるところも本家仕様である。見た目が変わるだけで、クリアラインは通常通り。

レベル20のHARDスキルを持たないパートナーの中ではSTEP値が最も高い(覚醒後のレーテー(恒常)や美嶋はるな(期間限定)には抜かされるが、それでも恒常トップクラス)。

CHUNITHMのキャラクターチュウニペンギンとのタッグパートナー。チュウニペンギンは対立の衣装に似たヘッドドレスかフードのようなものを身につけている。おいペンギンそこ代われ。

Sonata 対立

FRAG	STEP	OVER
80	50	80

2019年10月26日実装。

サウンドトラック「Arcaea Sound Collection-Memories of Conflict」に同梱されているシリアルコードを入力する事で入手できるパートナー。

スキルはなし。

同サウンドトラックのアートワークに登場する。Eternal Coreパックの楽曲「虚空の夢」に描かれているものと同一の衣装と思われる。

Elegy 対立

FRAG	STEP	OVER
50	90	67

2021年11月11日実装。

サウンドトラック「Arcaea Sound Collection-Memories of Wrath」に同梱されているシリアルコードを入力する事で入手できるパートナー。

スキルはなし。

2回目のサウンドトラック特典。髪型や表情から、「Tempest」以降の対立であることが窺える。

余談

CHUNITHMにおいて

Arcaeaコラボマップ(Chapter 1)にて最後に入手可能なキャラとして登場。

オンゲキにおいて

勿論登場。主人公枠ということで、SRやSSRカードも存在する。

ここまでは光と同じだが、今コラボでは対戦相手の3Dモデルが光で統一されているので、対立には3Dモデルがない。Tempest衣装がSSRになっても、「Grievous Lady」や「Tempestissimo」が移植されても、モデルは全部光となってしまう。

関連イラスト

関連タグ

Arcaea

対立…こちらのタグが付いているものがほとんど。

conflict…BMS楽曲でありArcaeaに移植された曲の一つ。楽曲名は英語で「対立」と言う意味で、この単語はタイトル画面の冒頭で主人公の一人である対立を示すのに使われたりしている。収録されたのが対立がメインとなるパック「Vicious Labyrinth」であった為、入るべくして入った曲と言えるだろう。