概要
スマートフォン向け音楽ゲーム「Arcaea」の主人公、光と対立を描いたイラストに付けられる。
pixivでもTwitterでもふたりが仲睦まじい様子がよく描かれているのだが、原作のストーリーの方はというと、名前の通りというか、バッチバチに対立している。
ひかたいはフィクションです。……といいたいところだが、公式LINEスタンプの中には「光の膝ですやすや眠る対立」というものがあり、これが公式の「ひかたい」なのかもしれない。
2人の結末については、ぜひストーリー最終章「Final Verdict」を己の手で確認してほしい。
ちなみに、2人が一緒にアートワークに映っている曲は「Auxesia」「虚空の夢」「Ringed Genesis」「Lost Desire」「#1f1e33」「Innocence」などがある。
関連イラスト
関連タグ
ネタバレ注意
以降は最終章「Final Verdict」のネタバレを含みます。
壮絶な戦いの末、光は対立を殺した。
無意識とはいえ、光が手にした硝子の剣は対立の身体を貫いた。
悲痛な絶叫、崩れ落ちた肢体、手に残った血の温もり、その全てが彼女の死を意味していた。
光の独善が招いた結末。
それでも、幕は引かれない。世界に終わりは訪れない。
死んだ世界に、泣きじゃくる少女が一人いるばかり。
――こうして楽園は守られたのだ。
楽曲「Testify」の解禁後、ストーリーとエンドロールが流れ、タイトル画面に戻される。
そこに待ち受けていたのは、『絶え間ない光』が照らす『無音の調和』に満ちた世界だった。
メニュー画面に入ると、以下の内容が解禁されている。
- 新パートナー「Fatalis 光」(光の項目を参照)
- 新ストーリー「F-7」(これまでのストーリーを補足する内容)
- 新機能「アノマリーの追体験」(「Ether Strike」「Tempestissimo」などにおいて、特定条件で発動していたアノマリー楽曲の演出をまた見られるようになる)
- iOSのみ、アプリアイコンが「Testify」のアートワークの一部を切り抜いた画像に変更される
- WorldモードのChapter 7「Horizon of Anamnesis」の一番下にあるマップに入れるようになる
- タイトル画面から誰もいなくなり、Arcaeaのロゴだけが表示される
まず、あなたは恐らく「Fatalis 光」の性能を確かめようとしてパートナー選択画面を開くだろう。
そこである衝撃的な事実に気付くはずだ。
所持していたはずの「対立」が全て消えている。
最初に所持していた対立も、今までストーリーを追いながら解禁してきた対立も、サウンドトラックの特典だった対立も、どこを探しても見当たらない。
これは楽曲別のランキング画面や、英語版Arcaea公式Twitterのアイコンからも対立が消えるなど徹底していた。
だが、持っている場合はコラボパートナーの「対立&トリン」「Grievous 対立&チュウニペンギン」のみ残っている。ただし名前が文字化けして、「対立であったもの」としか認識できないが。
これが、警告を無視した結果。
あなたの下した「Final Verdict」なのだ。
Arcaeaの物語は幕を閉じました。
二人の宿命における選択は成され、綴じられました。
もう結果は覆りません。
でも。
――こんな運命を、あなたは受け入れますか?
以降、エピローグ「Silent Answer」のネタバレを含みます。
死者の楽園たる世界「Arcaea」を創り出した少女。
己の本性に気付けず、取り返しのつかない結末を招いてしまった彼女。
……だが、芽生えた希望はまだ手放さなかった。
「『取り戻したい』、それだけなんだ。わたしの望みはきっとこれだけ……それだけが願い事」
光は全てを犠牲にしてでも、対立を救うためにもう一度動き出す。
そんな創造主の願いに、世界も呼応する。
『絶え間ない光』に満ちた世界は、その輝きを失った。
そして願いは叶えられ、対立は再誕する……幸か不幸か、彼女は記憶を失っていた。
そんな事はいざ知らず、光は一心不乱にに対立の元へ駆け、そして彼女を抱き締める。
「……めんなさい……ごめんなさい……!」
わけもわからない対立の肩の中で、光は泣きじゃくった。
だが対立は、彼女を受け止め、口を開く。
「……あなたが何をしたのか、私は知らないわ。けれどもう、あなたはきっと正したのでしょう?なら、何を謝るというの?」
その言葉に、光は顔を上げ、対立の目を見つめた。
言葉も見つからないまま、もう一度対立を抱き止める。
光が泣き止むまで、対立は彼女を抱き留めながら宥めていた。
それから、光と対立は崩れかけた世界を一緒に旅した。
今までふたりに付き添っていた硝子たちは、もう反応を示さない。
過去の記憶は今、光が心から笑うためには必要のないものだった。
まだ見ぬ景色、人々との出会い、誰にも予測できない未来。
そんな想いを胸に抱えながら、光と対立は一歩を踏み出すのだ。
『消え行く光』が『忘れられた対立』の果て 閉じ行く世界で二人を待つ
【エンド『終わりの末夢』】
つまり、これが真の公式の「ひかたい」である。
Arcaeaは百合ゲーだった。
……かどうかはさておき、ここまでゲームを進めることで、以下の要素が解禁される。
- 新パートナー「Reunion 光と対立」(後述)
- 「Last」のBeyond譜面「Last|Moment」
- iOSのみ、アプリアイコンが「Last」のアートワークの一部を切り抜いた画像に変化する
- タイトル画面が「Reunion 光と対立」の画像に変化する
- 消滅していた対立が復活する
- 「Axium Crisis」からのアノマリーの追体験もできるように
Reunion 光と対立
※ステータスはレベル30時のもの。
FRAG | STEP | OVER |
---|---|---|
89 | 80 | 80 |
2022年7月13日実装。
入手時点でレベル20、覚醒済みとなっており、スキルも2種類使える。
覚醒前扱いとして「光 - 光と対立のパラダイム属性を書き換える」、切り替えると「対立 - 光と対立のパラダイム属性を反転させる」。
要するに、どちらにおいても曲に設定されている「光」と「対立」の属性を入れ替えることで、
プレイ時の背景、レーンとノーツの色を逆属性のものに変えることができる。
逆属性の背景が用意されていなかったり、専用背景になっている一部楽曲には効果がない。
また、もうひとつのエンド『無欠の願い』を解放すると、本作のエンディングテーマでもある楽曲「Last」のBeyond譜面が音源ごと変化するようになる。
このパートナーとスキル「光 - 光と対立のパラダイム属性を書き換える」をセットすると、『無欠の願い』で流れた曲「Last | Eternity」に、それ以外の場合『終わりの末夢』で流れた曲「Last | Moment」になる。
この2曲は共にPast〜Future譜面で流れるインスト版「Last」を踏襲しているが、それぞれのエンドに合わせて歌詞や編曲が異なっている。
ちなみに、ステータスは全レベルで「光」と「対立」のステータスを平均したものだとか。
【ネタバレ終了】