小人の末裔(東方ロストワード)
こびとのまつえい
原作における「小人の末裔」は該当記事を参照してください。
東方ロストワードのストーリーに登場する別世界の少名針妙丸。
この針妙丸の出身世界においては『逆様異変』が長期化している。要は後述の「打ち出の小槌」の魔力回収が始まらず、弱小妖怪や付喪神の暴走が続いている状況。
打ち出の小槌の性質上春雪異変と同じように時間制限のある異変だったはずが、何らかの原因で長期化するようになったらしい。
本来は異変解決後に鬼人正邪にたぶらかされていたこと、そして「打ち出の小槌の秘密」を知ることになるはず……だったが、この世界においては異変の最中にその事実を知ることになる。
正邪がこれらを打ち明けたことで小槌に秘された「鬼の魔力の回収期」を知った針妙丸は、魔力回収が始まる前に『魔力回収の肩代わりになるもの』を探し出すという手段を選んだのだった。
汎異記号は「A14」。14の数字は本来は逸脱度(例外的な要素の多さを表す数字)を表すものだが、この場合は「A世界団の中の14番目」という意味を表している。
輝針城の針妙丸のテーマ曲は、ZYTOKINEの「EINE KLEINE NADEL MUSIK」。新規書き下ろし楽曲の一つで、原曲は「輝く針の小人族 ~ Little Princess」。
気質は『春嵐』。春の初めに吹く激しい風のこと。
小ネタ
ショット・スペルカード
拡散ショットは最初の、集中ショットは最後の通常弾幕の再現。名前はロスワオリジナルだが、それぞれのスペカに対応した名前となっている。
スペルカードは東方輝針城からの採用であり、1枚目と6枚目のスペルカードとして見ることができる。
「茨道」は困難な状況や苦難の多い人生の例えとして使われる言葉。正邪に吹き込まれた小人族の歴史に因んでいると思われる。
これに対応していると思われる拡散ショット「大きな小さな勇往邁進(ゆうおうまいしん)」は小人族、というよりも勇敢な性格の一寸法師や針妙丸を意識した名前とも読める。
勇往邁進は勇み立ちまっすぐ突き進むという意味で、『勇(いさ)み往(ゆ)き邁(つと)め進(すす)む』と書く。
「どんな苦難さえも恐れない」という強い意志の現れだろうか?