CV:宮本充
演:沢向要士
人物
速水玲香のマネージャー。メガネをかけたインテリ風の青年。ネクタイが嫌いらしく、同僚などからは「ネクタイをしている所を見た頃が無い」という程。
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※ここから先、事件終盤のネタバレ有
実は彼こそが、山荘オーナーである速水雄一郎を従わせて、殺害を起こした上に彼を自らの手で殺害した張本人にして事件の真犯人「影の共犯者」であった。
幼少の頃、父親を目の前で絞殺された上にたった1人の妹である梓を誘拐され天涯孤独となり、そのショックでほとんどの記憶を失い小城家に引き取られる。
しかし、養父母は学校の成績表でしか自分を判断しなかったことから、勉学に励んで、逆に見下し、東大にまで進み、そのまま就職するも、父親を目の前で絞殺された記憶が脳髄を過りネクタイが巻けず服装に制限のない芸能界での就職を余儀なくされた。
つまり、彼がネクタイを着用していないのは、『ネクタイが嫌い』なのではなく、『絞殺された時の父親を思い出してしまうトラウマ』があったからである。
※ここから先はさらなる、ネタバレ有
そして、速水雄一郎殺害を認めた矢先、玲香から咎められる事になるが、彼は 更なる重大な真実を彼女に告げた…。
「ち、違う!あの男は君の父親なんかじゃない!!俺が殺したのは…!!!」
小城から告げられた更なる真実…
それは、『雄一郎が玲香の実の父親』ではなく、『かつて自身の父親を殺害しそして妹を誘拐した犯人』だったという事。
そして、さらにその妹というのが、『玲香』…。
つまり、小城と玲香は血を分けた実の兄妹であったという事。
すべてが明らかになって、事件は無事解決と思ったが、真実を受け入れられない玲香は山荘を飛びだし雪山へ走って行った。
その時、雪山で雪崩が発生し、玲香が飲み込まれそうになった所で彼女を庇い雪崩の中へと消えて行った。