概要
1924年12月25日生まれ、北海道小樽市出身。武蔵野音楽学校声楽科卒業。日本コロムビア所属。
1946年にラジオ歌謡のホームソング「朝はどこから」でデビューし、多くのラジオ歌謡を歌ってヒットさせたことからミスターラジオ歌謡の異名を持つ。NHK紅白歌合戦には第2回から第7回までと第9回の合計7回出場し、第5回から9回までの音声も現存している。
80歳を超えても精力的に活動し、2007年には脳梗塞で入院するも早期発見が幸いして投薬治療により回復。しかし2012年12月28日、脳梗塞により88歳でこの世を去った。
代表曲は「白い花の咲く頃」、「あこがれの郵便馬車」、「高原列車は行く」。舟木一夫のデビューヒット曲「高校三年生」は、元々は岡本に歌ってもらうために作られたものだったが、「年齢的にキツい」などの理由から見送られ、舟木が歌うことになった、と言う逸話がある。