概要
声:大西弘祐(アニメ版)
『逆転裁判3』第3話『逆転のレシピ』に登場。年齢28歳。身長182cm。
第3話の1か月前に当たる2018年の年末、須々木マコがウェイトレスとして働いているフランス料理店『吐麗美庵』に訪れた客の1人。店内で宝くじのラジオを聞いており、5000万円の当選を知って歓喜したのも束の間、何者かにコーヒーに青酸カリを盛られて毒殺されてしまった。この事件は「5000万円の宝くじを盗もうとしたマコの犯行」と見なされ、彼女が容疑者として逮捕された。
生前はコンピューター会社『バグダス』のプログラマーだった。プログラマーとしては、社長の小池ケイコにも太鼓判を押されるほど非常に優秀だった。反面、色々と問題が多い性格だったらしく、亡くなる前日にも同僚と喧嘩して鼓膜が破れる怪我を負っている。
またギャンブル中毒でもあり、競馬や宝くじ等にのめり込んだ結果、1000万円もの借金を抱えていた。職場での自分の席も大量の馬券で溢れ返っている有り様であった。借金返済に苦心した末に、真犯人に脅迫され「自分の才能を悪用しての不祥事」まで起こしていた。これには小池社長も頭を抱えていた。
せっかく運良く借金を返すアテが出来た上に4000万円ものお釣りが返って来る筈が、直後に別の目的があった犯人に殺害されてしまった点はやや気の毒ではある。しかし殺されなかったとしても、手にした4000万円をまたギャンブルに注ぎ込んで悪循環に陥っていた可能性も高かっただろう。『3』の攻略本では「宝くじの当選で運を使い切ってしまったのか?」「宝くじの当選さえ無ければ殺されなかったと考えると、マコ以上に運の無い人だったと言える」「ギャンブルさえ趣味でなければ、普通に良い人生が送れていただろう」と評された。
名前が回文になっている。英語版での名前は「Glen・Elg(グレン・エルグ)」で、やっぱり回文になっている。