左勝

さこかつ

『戦国BASARA』シリーズの島左近×柴田勝家のカップリング。

目次 [非表示]

1 概要

2 関連イラスト

3 関連タグ

概要

※ネタバレを含みます。

過去には捨て鉢な生き方をしていたが自ら行動を起こし導いてもらったことで明るい現在をつかんだ左近と過去に期待と自身に溢れていたが故の傲慢さと導きの結果自ら行動を起こし失敗した勝家といった対となるふたりの組み合わせ。

左近が希望なら勝家は絶望という正反対な若手組として『戦国BASARA4』で初参戦したため、OPでも対峙している。ちなみに後に出た『戦国BASARA4 皇』のOPでは対峙と共闘どちらもしている。

ふたりが対峙するときは専用のムービーイベントが発生。BGMも専用のものになる。

ふたり揃ってボスとなり共闘する姿が見れる｢越前・北ノ庄城」のステージでは、プレイヤーと対峙する際ふたりの戦闘ムービーがあり、阿吽の呼吸で背中合わせになる場面がある。ムービー後の二人の会話では、合わせやすいと嬉々として語る左近に対し偏屈な返答をする勝家が見れる。

ちなみに該当ステージをプレイすると、悪い言われように対し何も言い返さない勝家の身を左近が案じて口を挟んだり、待遇の悪さを見かねた左近が自分が所属している豊臣軍へ勝家を勧誘する。

左近のドラマルートでは、全てに絶望している勝家が過去の自分と重なるという理由で上司である三成の目を盗み、自ら勝家に接触。大きな博打に出ることで未来をもたらそうと、(左近は知らなかったが)勝家の過去を克服すべく一緒に将軍一行を倒すといったストーリー。

このドラマルートで過去を含め左近が勝家のことを一方的に知っていたことと、憧れと妬みの感情があったことが判明する。「(自身のことを知らないかもしれない勝家に対し)俺はあんたをよっく知っている」「(かつての勝家に対し)妬みもしたよ、殺したいくらいに」と、いつもの明るく飄々とした左近にしては意外な独白が聞ける。

将軍に向かっている際には、勝家の突拍子もないおっかない発言に左近がツッコみ、逆に左近の若者口調に勝家が困惑したりと、でこぼこ感のある会話が可愛らしい。また、全体的にネガティブだったり少し天然な勝家を常に左近が励ましたりリードしている。

エンディングで左近が人生を共にしていたと言っても過言ではない大事なものを勝家に半分以上渡す場面は必見。

勝家のアニメルートでは、豊臣軍に単身で乗り込む勝家を敵ながらに心配する左近が見れる。

政宗のドラマルート最終章の関ヶ原での絡みもあり。

手っ取り早く簡潔に言えば、戦場にもかかわらず左近から勝家へ熱烈なナンパのような会話が繰り広げられる。

一部抜粋）「歳幾つ？博打は好きかい？」「（中略）何よりあんたも疼いてんだろ？」（左近原文ママ初対面時）

　　「今、あの男の声が聞こえた気がした……」（勝家原文ママ撤退した左近が戻ってきた時）

　　「（中略）なあなあ、いい加減名前教えてくれってばよ！」「貴方がそれを望むなら…勝家、独法師の勝家だ」「へっ、今この場にはあんたと俺、二人居んじゃねーの！」（原文ママ再戦時のふたりの会話）

　　「いいぜ、とことん付き合うぜッ！（中略）」（原文ママ勝ちたいと訴える勝家に対し）

最初は戸惑う勝家だが、左近の熱に動かされ次第に心を開き、晴れてふたりは「雷、張る(ライバル)」となる。

政宗の導きはもちろんのこと、左近という宿敵との再戦を期待する勝家の目には光が宿り、穏やかな笑みを浮かべる。

『戦国BASARA 4』における小ネタ