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巨人(ムジカート)

たいたん

巨人とはアプリ『takt op.』を原作としたアニメ『takt op.Destiny』に登場するムジカートのひとり。
目次 [非表示]

プロフィール編集

一人称タイタン
年齢不明
身長142cm
初戦日不明
好物マエストロの手作り料理
趣味
CV伊藤美来

概要編集

G.マーラー「交響曲第1番ニ長調 / 巨人」の楽譜を宿したムジカート。愛称・一人称は「タイタン」で、他者を「〇〇たん」と呼んで距離を詰めるタイプ。グラデーションのかかったアシンメトリーなツインテールと水玉模様のリボンが特徴的。


ニューヨーク・シンフォニカに所属するコンダクターのレニーとは長年の相棒であり、D2掃討戦でのコンビネーションは安定感抜群。小柄な体で跳ねるように駆け回りながら小型ショットガンで的確に銃撃を浴びせる姿は楽しげにすら映る。

かつてのD2掃討戦が一段落した後は、レニーと共にシンフォニカの命令系統から離れて独自に行動しており、タクトらの街をD2が襲った際にも駆けつけてその生命を救った。その後、短期間ではあるがタクトと運命に同行。レニーがタクにコンダクターとして指導するにあたって、ムジカート側の先輩として運命の手本役を務めている。


レニーとの仲は良好で、コンダクターとなったばかりのレニーとの初対面では過去の出来事で笑顔を忘れ、巨人の笑顔にも冷めた想いしか抱けないレニーに「だったらタイタンがマエストロの分も笑うよ。そうしたらマエストロも悲しい気持ちにならないでしょ? だから安心して! タイタンが何時も笑顔でいるから!」と言ってレニーの心を動かし、互いに相手が悲しい時はその分も笑う事を約束し、レニーの笑顔を取り戻した。

アニメ公式サイトの「Intermezzo」では、彼女もレニーの辛さを察し「一緒に戦う人に怒りや悲しみに囚われていてほしくない」と不安に苛まれていたことが明らかになっている。その上で上記のやり取りを観返すと、笑顔を貫いた彼女の決意と気丈さには感慨深いものがある)


レニーが大型バイクに彼女も乗せて旅をしてるのもシンフォニカの資金の流れや黒い噂の真相を探る為という理由が第一と思われるが、他にも「戦いが終わったら、海の向こうとか色んな所に行ってみたい」という彼女の願いを今のうちに少しでも叶えようとしているとも取れる。

そんなシンフォニカの闇に迫るレニーに彼女は別離の不安を感じているようでもあり、己の身を案じさせないようにか「タクトたんも運命たんも私が守る」と機先を制するかのように発言したり、「マエストロと一緒だとなんだって美味しいよ」「だからマエストロ、これからも一緒に食べよう」とも発言している。


「巨人」の性質かレニーの影響か、一緒に台所に立って料理を手伝ったり、運命に戦闘中の立ち回りを指南したりと、他者と過ごすことに喜びを見出しており、誰に対しても陽気でフレンドリー。しかし実直に暮らす人々を愛し守りたいと思う故か、不正や悪事を行う存在に対しては日頃の能天気なまでに陽気で明るい表情・声音とは程遠い、怜悧なまでの無表情と低い声音を見せ一切の容赦をしなくなる。そのため、タクトと運命を嬉々としていたぶるムジカート・地獄と対峙した際には非情な態度で彼女を呼び捨てしており、「『地獄たん』でしょ?」と煽られていた。また地獄と共に立ち塞がる天国と交戦した折も天国を呼び捨てにしている。


関連動画編集


関連タグ編集

taktop. 巨人 タイタン

レナード・フライハート































ネタバレ編集



























ボストンの惨劇を引き起こし、現在の各地でのD2の再活動の黒幕であるニューヨーク・シンフォニカのグランドマスター・ザーガンを止める為にレニー、タクト、運命と共に巨人もザーガンと天国、地獄と交戦する事になる。

巨人が負傷し、タクトが力尽きて運命が戦闘形態でなくなり、レニーもタクトを庇って重傷を負う危機のなか、巨人はレニーの指示で切り札を出す。

リボンを外し髪をおろし、レニーの合図でオレンジ色の髪が黄色に近くなり、巨人は動きが更に機敏となり、また彼女が持つ二丁以外にも三つのショットガンが空から出現し、それぞれが自動的に持ち手を何度もスライドさせて銃弾を放つ事なく排莢を行い、それによって蓄積された膨大なエネルギーがレニーの「トライアンファル」の号令の下に巨人が引き金を引けば発射されるなど戦闘能力が格段に向上する。その能力で彼女は天国、地獄の二人を相手に互角以上の勝負を演じた。

この折の巨人の表情は何時もの様な表情豊かな明るいものではなく、目を大きく見開いた無表情で、天国に対しては嗜虐的な笑みすら見せた。

Untitled

しかしこの切り札はコンダクターへのフィードバックが激しいらしく、天国の銃弾を受けて重傷を負ったレニーがこれを使わせようとした時、彼女は悲しい顔をして一瞬頭を振るなど躊躇し、「トライアンファル」の号令の折も引き金に当てた指を引く事に躊躇っていた。


レニーを倒す目的を果たした事もあり、彼の健闘に敬意を表したザーガンが天国、地獄と退いた後、瀕死のレニーに涙を零しながらも、約束を破らない為に笑顔を作って彼を見送る。


「約束、したもんね…」


レニー死亡後は、ザーガンによって黒夜隕鉄に浸食されたニューヨークシンフォニカに閉じ込められたアンナシャルロッテ姉妹を救出に向かうタクト、運命に同行し、ニューヨークシンフォニカに直通する秘密通路より先導する。

その折にタクトと運命にシュナイダー姉妹を救出した後は姉妹と共に退避するよう告げ、自身はレニーの死を無駄にしない為に単身でザーガンと決着をつける覚悟だった。その時は心細さを糊塗する為か、レニーの死を受けて気分が沈んでいたためか態度も口調も何時もより厳しく、タクト、運命にも「たん」付け呼びをしなかったが、彼らも共にザーガンと決着をつけるという意志を示されてからは何時もの口調に戻している。

姉妹を救出した後は、タクトにシュナイダー姉妹(と規律に煩いので巨人がのしたワルキューレ)を安全な場所まで送り届けるよう依頼され、その瞳にレニー同様の強固な意志を見て、送り届けた後は直ぐに戻ってくる旨を告げ、姉妹と共にタクトと運命を見送った。


ザーガンとの決着をつけたタクトの回収にシュナイダー姉妹と共に立ち合い、その後もニューヨークシンフォニカで、シャルロッテの車椅子を押しながらシンフォニカに入ったアンナと会うなど、引き続きシンフォニカに所属していることが触れられている。



ゲーム版では編集

自由気ままに世界中を旅し、多くを見届けてきている少女。その可愛らしい見た目に反して、ニューヨーク決戦をはじめとした激闘を乗り越えてきたため、基本的な思考はシビア。自分の意志を持って動くことを信条としており、シンフォニカの召集を無視して旅を続けている。気に入った相手には独特の呼称をつける。

(召喚時のプロフィールより)


アニメ版から20年の時が経ったゲーム版では、通常ストーリーには未登場。

しかしゲーム版リリース直前生放送にてアニメ版とのコラボが発表され、コゼット運命に先立つ形で参戦。2023年7月5日~26日開催の期間限定イベント「巨人の凱旋」で登場、及び期間限定ガチャで実装された。


タクトが目覚めた話を聞きつけベルリン・シンフォニカに訪れたが、シンフォニカ管轄のムータからは「出頭命令にも応じず世界をフラフラ、勝手に現れ勝手に消える風来坊」と詰られている。

タクトが記憶を失ったことも把握しているが、「記憶は本人の体験が伴っての物」「自分から聞いてわかることは大したものではないし、タクト自身に記憶が無いのだから言ったところで真偽すら判別できない」(意訳)と、タクト自ら記憶を取り戻すことを望んでいるらしく、あえて過去は明言していない。

またタクトの記憶がシンフォニカの都合で消された可能性も察しており、本人の前では朗らかに振る舞っているが、人柄も立ち居振る舞いもほぼ別人と化した彼の現状を見てシンフォニカへの不信感を表に出している。また運命と相対した時の様子から、現在の運命の素体についても把握している様子。

ちなみにベルリンに現れた際はワルキューレをアニメ同様不意打ちで気絶させており、「これで二度目」と彼女の気を滅入らせていた。


続くコゼット運命の実装イベント「扉を開けば」では、二度と会えないと思っていたタクト、コゼット運命に会えたことに深く感謝し、「今度こそ守ってみせる」とマエストロに決意を語っている。


初期星は3、ロールはシューター。ミュージカルエフェクト「トライアンファル」では、アニメ終盤で髪を下ろしたあの戦闘形態を見ることもできる。


コラボ公式PV編集

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