曖昧さ回避
- けものフレンズ全般に登場するセルリアンの内、サイズが巨大な種への総称。
- アプリ版けものフレンズ3に登場する超大型個体。
ネタバレ注意!
本記事にはアプリ版けものフレンズ3におけるメインシナリオのネタバレ要素が含まれています。
概要
メインシナリオ第1部における事件の元凶となった超大型個体のセルリアン。
同シナリオにおける実質的なラスボスでもあるが、その全貌が明らかになるのはかなり先となった。
元はとても小さい個体だったらしいが、カレンダがサンプルとして捕獲して「アレックス」と名付けていた個体が大量のサンドスターを取り込んだ事により今の姿へと変貌した。
生態・能力
近くにいるフレンズ達の思い出(=記憶)を「輝き」として奪い取る能力を持つ。
奪われる記憶の量は接触している時間が長ければ長いほど大きくなっていき、ひどい時には自分が何者かなのさえ分からなくなってしまう。加えて力の源でもある輝きを奪われる事はフレンズ達の個性や能力を奪われるに等しく、戦闘慣れした者は実質的に無力化され、特殊な力を持つ者はそれを行使できなくなるという弊害も生じる。
また、周囲に複数の輝きが存在するとその中で最も強い輝きを奪おうとする性質があり、この性質が判明するまでは一見すると不規則な軌道で動き回るようにしか捉えられず、一行を翻弄し続けた。
大型個体であるにもかかわらず目撃報告が少ないのは記憶を奪う能力によるもので、中には自分が襲われた事すら忘れてしまったフレンズも大勢いた為に、一行が足取りを掴むのにかなりの苦労を要した。
体内には大量のセルリウムが貯蔵されており、これを外へまき散らして大量のセルリアンを発生させる事で自身に攻撃の手が届かないようにしている。
容姿
シナリオ序盤では脚の部分しか見えなかったが、後半にて本体部分の姿が判明。
吸盤のような形状をした細長い四肢の上には、パークの印が刻まれた輸送箱を模した四角いボディの中に黒い球状の本体が挟まっている。
9章後半ではオイナリサマとシーサー姉妹の一瞬の隙を突いてパーク・セントラルを守る結界を突破し、研究所のデータを奪取。
これにより女王セルリアンを彷彿とさせる更に禍々しい姿へと変貌し、女王と同様に複数のセルリアンを配置する事で強力なバリアーを展開する能力も獲得した。
戦闘
シナリオ中やステージ攻略で何度か対峙する事はあるが、本格的な撃破に挑むのはメインシナリオ9章11話になる。
攻略手順はメインシナリオ8章に登場したbigdog型と同様で、まずは二本の前脚を撃破してから地上に降りてきた本体を叩く流れになる。
脚と本体はそれぞれ属性が異なり、属性及び弱点は以下の通り。
- 右足
属性:マイペース
弱点:アクティブ
- 左足
属性:フレンドリー
弱点:ファニー
- 本体
属性:リラックス
弱点:フレンドリー
いずれの部位もけものミラクルが使用不可になるくたくた状態や攻撃命中率を下げてダメージを与えにくくする、与ダメージアップ状態を解除してバフを打ち消す等々、様々な状態異常を付与する高威力の攻撃を仕掛けてくる。
また、全ての部位にMPが存在し、脚はくらくら状態になる連続の踏み潰し攻撃を使い、本体はセルリウムらしき高威力のヘドロを放出して全体にダメージを与える大技を使用してくる。
難易度がノーマルの時点でも非常に高い体力を持つのだが、これに加えて自身を回復する技も使用するので長期戦は避けられず、まさに第1部のラスボスとしては申し分ない強さで探検隊を圧倒してくる。