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概要

白咲中学校3年3組の男子生徒。


藤沢彩菜をいじめる男子グループのリーダー格。


外見

漫画ではセミロング気味に伸びた髪と吊り上がった切れ目が特徴。

中学生とは思えないほど恐れられそうな貫録をしている。


人物像

生徒はおろか教師からも恐れられているクラス1の不良男子。男子グループのリーダー的存在であり、グループの男子生徒達からも「人を殺した事があるんじゃないか?」や「普通じゃない」と疑念や恐怖心を抱かれている。かつて彩菜をいじめていた男子グループの主犯格なだけに彩菜からも「凶暴で凶悪で最低最悪な人間」と心底思われている。相手に暴力を振るうことに何の躊躇いもないばかりか、(人前で堂々出ないとは言え、)煙草を吸っていたり、他者から自身の行いを非難されても悪びれる素振りをほとんど見せず逆に笑って見せるほど素行が悪い。

学校の外にも不良やチンピラの悪友がいるそうで、バイクも乗り回している模様。


実は同じクラスの山瀬裕也北浦亮とは幼馴染。


塚本美穂に対しては彼女が病弱なのは知っているものの、それでも対等な口調で接していたり気に掛けたりと色んな意味で一目置いている。


また、中学2年時は上級生数人を相手しても、逆に返り討ちしてしまうほど喧嘩が強い。

この時から彩菜と面識や接点があり、彼女からけがの手当てをされたりもしていた。当時の彩菜も蓮が不良である事は知っているものの、頭ごなしに悪い人物と決めつけておらず、人間不信気味だった彼の心に寄り添おうとしていたりと、悪い印象を持っていなかった。


活躍(主に漫画版を中心として描く)

初登場は彩菜が退院してすぐの登校時に取り巻きの越智一真川本大輔と一緒に登校した時であり、彼女に絡もうとしていた二人をぶっきらぼうながらに言い聞かせ止めていた。

その後も何度か登場しており、彩菜のいじめが始まるきっかけを作った人物に暴行したり、街中で亮と遭遇した時は亮を貶す態度をしたりはしたが、彩菜に直接危害を加えようとする素振りは見せなかった。


実は彩菜のことを、2年生の時に保健室で介抱されて以降、密かに好意を抱くようになっていた。彩菜に直接危害を加えようとせず、一真・大輔が彩菜に絡もうとしたのをぶっきらぼうに止めていたのはそのためである。彩菜が公園で真央と詩織に不良男子達と共にリンチされていた時は、美穂の連絡で助けに入った。その後は彩菜を蓮の自宅らしき場所で介抱する。彩菜が意識を取り戻した後、鞠莉の本性と本当の狙い・美穂の彩菜に対する想いやこれまでの行動の理由を全て打ち明けた。信じようとしない彩菜を素直じゃないながら真剣に諭し彩菜が揉み合いの中で気絶した後(実際は、彩菜が気絶を装っていて、その後部屋から抜け出し学校に駆け付けた。)、自身が落とし前を付けるために鞠莉が待つ学校へ単身で向かうも、その途中で不意に現れた藍の不意打ちにより腹部を刺されてしまう。その後、駆け付けた彩菜に藍が復讐に囚われている危険性と「生きろ。アイツ(美穂)の想いを無駄にするな。」と叱咤激励し倒れる。

薄れてゆく意識の中、結局彩菜に気持ちを伝えられないままになった自分を「報われないな」と自嘲していた。また、先に死亡した大輔と一真に「今行くからな。」と呟いていたことから、二人を大切に想っていたことが明らかとなった。実際、大輔が死んだと美穂から聞かされた際は、動揺こそしなかったものの驚きを隠し切れないでいた。


後に亮と裕也が119番通報して救急搬送されたことで、一命を取り留める。裕也に彼の自宅で会ってから藍に刺されるまで右手を中々見せない描写があったが、実は裕也と自身の間にある落とし前を付けるため、自らナイフで自身の右手を刺して出来た傷であった。彩菜が意識不明の重体になった際は、唯一欠かさず様子を見に来ていた。そして、病院に来ていた山瀬裕也が彩菜と腹違いの兄弟である事実といじめ事件における本当の黒幕であると看破し問い詰めるも、既に蓮だけではどうにもならない状態になり、裕也の意見を聞いた際は呆然としていた。



関連タグ

復讐教室

藤沢彩菜 越智一真 川本大輔 山瀬裕也 北浦亮


小黒妙子…蓮同様、いじめグループの主犯格であるが、(いじめの手段は物を捨てるといった間接的なものに留まる程度だが)主人公に対して直接危害を加えることはなかった。

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