落語の演目のひとつ。
文字の読めない主人公が平林さんのところへ手紙を持っていくよう命じられた。
忘れないように何度も「ひらばやし、ひらばやし…」と唱えていたものの案の定忘れてしまう。
仕方がないので宛名のところを見たが当然読めず、道行く人達に尋ねることにした。
しかし、なぜかおかしな読み方をする人ばかりが現れる。
最初の人は「これは『たいらばやし』と読むんだ」と教えてくれた。忘れないように「たいらばやし、たいらばやし…」と唱えていたがまた忘れてしまった。
その後も質問してはおかしな答えを教えられ、唱えていたのに忘れるということを何度も繰り返す。
「ひらりん」「いちはちじゅうのもくもく」など滅茶苦茶なことを教える人ばかり現れる。