落語の演目の一つ。
あらすじ
さくらんぼを種ごと食べた気短な、あるいはケチな男の頭から桜の木が生えて来た。それを見た人々は桜の木が生えた男の頭を『頭山(あたまやま)』と名付け、花見で大騒ぎ。
頭の上がうるさいので頭に来た男は桜の木を引っこ抜いてしまうが、頭に大穴が開き、そこに雨水がたまって池が出来た。
今度はその池に釣り人が集まり、船に乗って釣りを始めてしまった。
釣り糸を瞼や鼻の穴に引っ掛けられた男は怒り心頭に発し、自分の頭にできた池に身を投げて自殺したところで話は終わる。
映像化
2002年、山村浩二によって『頭山Mt. Head』と言う題名で短編アニメ化され第75回アカデミー賞短編アニメ賞ノミネートをはじめ23の映画祭で受賞・入賞を果たした。
pixivでは
転じて、頭から樹木などの植物が生えているイラストに付けられる。
なお、ただ「頭山」と検索(部分一致検索)すると、地名・キャラクター名の「白頭山」が引っかかってしまうので注意が必要である。