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概要

漫画「大正処女御伽話に登場する一族。志磨珠義の一代で財閥まで押し上げたという破格の一族であるが、その手法は他人を徹底的に使い潰し、金をチラつかせ、人を支配するという人間とは思えない、文字通り羅刹(鬼)」と呼ばれ恐れられている。

また、男女問わず体格に恵まれており、昭和の兵役検査では余裕で合格してしまう程の健康体。

一族

大正処女御伽話

志磨家の当主、珠彦の父。七人兄弟の長男。独特のくずし字を使う。志磨をたった一代で財閥にまで押し上げる程の手腕を持つが、そのやり方故に羅刹と恐れられる。本作の物語のきっかけを作ったペシミスト

志磨家長男。長男故に父の人形であるが、震災で重傷を負い、療養中だったが間もなく死亡。葬式の後、帰りの電車に揺られていた珠彦の夢に現れる。

志磨家次男であり、本作の主人公。不慮の事故で右腕の自由を失い、事実上の隠居生活を送る。

志磨家三男。他の兄妹と違い、独自の出生を待っており…?

志磨家長女。上品でおっとりとしながらも被災した街や負傷の身内でさえも嘲笑う冷血な性格となっている。6歳の珠子に芋虫の“活け造り”をさせ、恐怖で失禁した様を見て楽しんだりと、狂気的な一面もある。

志磨家次女。12歳(第7話時点)ながら高身長で、夕月よりも遥かに大人びた美貌を持つ。久しぶりに再会した珠彦だけでなく、初対面の夕月にも悪態をつきまくる悪女だが、その裏で長兄と長姉から受ける扱いに寂しさを感じていた。

珠義の弟、七人兄弟の末弟。神戸在住の外科医(入り婿)。

昭和オトメ御伽話

本作の主人公。志磨の一族だが、血縁はほぼないと言っても良いほどの遠縁。

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