惑星をつぐ者
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ほしをつぐもの
戸田尚伸による日本の漫画作品。正式タイトルは『惑星をつぐ者 -Inheritor of the planet-』である。
戸田尚伸による日本の漫画作品。
正式タイトルは『惑星をつぐ者 -Inheritor of the planet-』である。
連載期間こそ短いものの、その丁寧なストーリー、伏線などは現在の視点で見ても評価は高く、知る人ぞ知る傑作として語り継がれている。
銀河系とは別の銀河、「知られざる宇宙(アンノウン・スペース)」には様々な異星人が存在し、それぞれの存亡を賭けて宇宙に進出していた。人類もその一種だったが、肉体の弱い人類はこの宇宙で滅亡しつつあった。想像を絶する異星の環境は人類にとって過酷であり、人類がこの宇宙で生き延びる方法は、厳しい自然と闘いながら細々と生きるか、奴隷として異星人に仕えて生き延びることだった。
灼熱の惑星ダロウスで奴隷として働いていた青年・マットは、荒野に行き倒れていた一人の男を助ける。男の名はバラダット・ナイブス。かつて自分の母星である惑星マリスの全住民を皆殺しにした全宇宙規模の賞金首だった。