『さぁ、旅に出よう。僕の行く道が戯曲になり、僕の人生が舞台になるんだ!』
そして彼はたどり着いた。少女と共に、彼の地へ。「待っている。月明かりの果て、約束の楽園で」旅の果てに触れた約束。そして楽園の意味とは。今、最後の舞台が幕を開く。──『劇フェス』戯曲・第六幕より
概要
本役は、ゲームアプリ『少女☆歌劇レヴュースタァライト -Re LIVE-』(スタリラ)の劇中劇アルカナ・アルカディアに登場する人物である。演じるのは、シークフェルト音楽学院の鶴姫やちよ。
アルカナ・アルカディアは、全六幕からなるタロットカードを擬人化した登場人物たちの時を超えた壮大な叙事詩となっている。
本記事で取り上げる『愚者』の正位置の意味は変化・未来・可能性、逆位置の意味は冒険・協調性のなさ・無我夢中である。
作中では、旅することを宿命づけられ、可能性に満ちた役柄となっている。
『愚者』を演じるのは、鶴姫やちよ。やちよは、シークフェルト音楽学院舞台俳優学科の1年生、エーデルが一人のフラウ・ペルレ。飄々とした人物で、イタズラめいた言動が多い。だが真性の舞台バカであり、先輩たちに『舞台の化け物』と呼ばれることも。
劇中劇アルカナ・アルカディア内での活躍
以下、ネタバレ注意。
第六幕
舞台は、荒涼とした白い砂漠。月明かりの果て……約束の場所、秘密の楽園である【月】。『愚者』は、疲れ果て蹲ってしまった【星の少女】の前に現れる。
白い砂の中から起き上がった『愚者』は、【星の少女】の旅の話、世界の話を聞く。そして、『愚者』は【旅】に出ようとする。止める【星の少女】に、愚者は言った。旅に終わりはないこと、物語は変わり、世界は自分は変わること、を。
『愚者』の言葉に、【星の少女】は大きな驚きを得るのだった。
『The Show Must Go On——』
配役された舞台少女との関連性
※本項目は編集者の主観で記述されています。明らかな間違いや矛盾等があった場合、加筆修正をお願いします。
⚪︎『愚者』のアルカナは、常に犬を伴って表される。鶴姫やちよもまた、常に自身の姉を携えていた。
⚪︎メインストーリー【死にゆく王と四人の騎士】において、『真珠』は可能性を宿している。やちよは、フラウ・ペルレ(真珠の君)の称号を持っている。そして、愚者のアルカナの正位置の意味には、「可能性」がある。
⚪︎やちよは舞台バカ、つまり愚者である。
関連イラスト
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同幕の登場人物
タロット番号