概要
『探しに行こうよ』はソニー・コンピュータエンタテインメントより2001年1月11日に発売されたPS2用3Dロールプレイングゲーム。
2015年1月21日にPlayStation 2アーカイブスで配信開始した。
主人公と10人の仲間たちが友情を深めながらいろいろな目的を見つけそれに沿って冒険していく。
剣と魔法、モンスターの存在するファンタジーな世界が舞台だが、危機に瀕した世界を救うとか魔王を倒すなどの大それた冒険でなく、
平穏な町で子供である彼らの出来うる限りのスケールで冒険を行い、そこに新たな発見をし、純粋に驚き、喜び合いながらほのぼのと友情を育んでいく。
戦闘は存在するものの、一種のイベント的な扱いとなっており、むしろ物語中に存在するいくつもの問題を仲間の力を借りて解決していくというアドベンチャーゲームやTRPGに近い。
パーティーは自分を入れて4人まで、友達になれる子供達は10人。
最大の特徴は子供達の持つ「能力」である。
仲間となる子供は特技ともいうべき「能力」を2つ持っており、主人公の能力では解決できない問題が発生した場合、パーティー内の仲間に「任せる」ことで、仲間の能力を使って問題を解決することができる。 その際、各キャラクターの個性に従ったリアクションが表示される。
ロード時間や操作性は難があるが、子供だけで行う冒険の中で友情を育む過程をゲームを通して体感し、大人になる中でいつしか忘れてしまった童心をくすぐる作品で、穏やかな世界観や物語の評価は高い。
物語
キミはこの街に引っ越してきたばかりの少年。
街で出会った仲間と共に冒険を繰り広げていく。
みんなの力を合わせればどんな困難でも乗り越えていけるはず。
そして友情が深まった時、キミと仲間を待っているものは…