「制服が好きだ」
「私が何者であるかを 誰にも証明しないで済むからだ」
CV:山田唯菜
概要
リバース・ロンドンに存在する自然ドラゴン保護管理機関『ウィング・バインド』の1等保護官。“ドラゴン”との接触を許可されている“魔女”(ウィッチ)の一人。
笛吹き隊(パイパーズ)に所属しており、先輩であるニニー・スパンコールと共に普段はドラゴンからの“収穫”などの仕事を担当している。なおニニーの事を「ニニーちゃん」とちゃんづけで呼び、その都度嫌がられている。
“退治”を担当する事は好んでいない様子だが、ニニーに「あたし達が笛吹き隊で一番強い」と言わせるだけの実力があり、実際に読み切り版ではダークドラゴンを一人で圧倒した。
表ロンドンではサウス・ブラクストン高に通う17歳。
先輩のバルゴ・パークスに好かれており、ことあるごとに言い寄られているが、まったく興味がない。
しかしバルゴが命を狙われた一連の事件が落ち着いた後、出会った彼に抱きつくという行動を見せており、困惑したバルゴがかけた「何か嫌なことがあったのか」「いいことがあったのか」という問いには後者へ肯定している。
敬語口調で話す。口癖は「~~ですけど」。
表情があまり変化せず、一緒にいるニニーがストレートに感情を表現するのも相まって、一見すると大人しそうであるが歯に衣着せずものを言うタイプ。友情に篤く、私欲のためにニニーやバルゴを陥れようとした上官(それもほぼトップ)を真っ向から挑発したが、彼女にとっては当然のことのようだ。
多数の小型ドラゴンを飼っていたり、バルゴの飼い犬オスシちゃんの癖を熟知していたりするあたり可愛いものが好きな様子。
ブルームバギー(魔女/魔法使い専用の個人乗用ドラゴン)の名前はワーズワース。エメラルドグリーンの体色と丸顔が特徴の愛嬌のあるドラゴンで、のえるによく懐いている。
能力
笛吹き隊に所属する魔女/魔法使いは、魔器(ウィッチキット)と呼ばれる銃型の笛、ガンパイプを使用して攻撃・防御・拘束など様々な魔法を発動することができる。
主に使用するマジック♯(ナンバー)と数字が割り振られている魔法は、言霊を詠唱するなどある術と似ているが、マジックは攻撃と防御等で名称は分けられていない。また数字が大きくなるにつれ強力になるというわけではなく、ある簡単なルールに基づいて数字が決められているが現時点では不明。
技
- 対竜絶対殺害砲(アブソリュート・ドラゴン・シャッター)
のえるが日頃から(勝手に)ガンパイプに魔力を詰め、それを放射するレーザー砲。マジック♯は付かず、のえるだけが使用できる独自の技。
- スタンボール
マジック♯04(ゼロフォー)
光の球体を当て気絶させる技。
- ブルー・スパーク
マジック♯31(サーティワン)
言霊:指の先 声の鋒 リベンジャー・ジョーの鉄の鍵
五錠三鎖を連ねて静寂 笛の音色で眼を潰す
青い光弾を放ち攻撃する技。
- スパーナル・ジェイル
マジック♯68(シックスティエイト)
言霊:高く 星の道 夜の果て ホワイト・アルヴァが列をなす
リーズ・リース ライト・ライト 天を仰いでそこで終わり
上空から光の槍を複数降らせ相手を囲み、それを光の輪で締め上げて動きを封じる技。作中ではニニーと共に発動した。
- ガトリング・クラウン
マジック♯75(セブンティファイブ)
王冠状に形成した複数の光弾を発射し攻撃する技。
原作の台詞はナンバーのみだったが、後に上映された劇場中編アニメで魔法名が判明した。