星を追う子ども
ほしをおうこども
少年は憧れ、少女は旅立つ。
それは、“さよなら”を言うための旅。
前作『秒速5センチメートル』から4年後の発表となった新海誠制作のジュブナイルアニメーション映画。制作に2年をかけており、2010年11月に製作が発表された。
ロンドン滞在中に脚本を書いており、幼い頃に読んだ児童書(『ピラミッド帽子よ、さようなら』乙骨淑子)が製作のきっかけになっていると語っている。
他の新海作品とは大きく作風が異なり、ファンタジー要素の強い作品となっているのが特徴。また、キャラクターデザインや絵柄・各描写等、随所にスタジオジブリ作品を意識した要素が数多く見受けられるが、これは「日本のアニメの伝統的な作り方で完成させてみる」という新海監督の拘りからだったらしい。監督自身も「ある程度自覚的にやっているという部分もある」とコメントしている。
メインターゲットとして想定していたファミリー層からはまずまずの評価を得られたものの、従来の新海作品のファンの間ではこれまでとはあまりにもかけ離れたジブリ的な作風から賛否両論となり、こうしたこともあってか興行的には失敗に終わり、新海監督作品の中では唯一の赤字作品となってしまった(ただし、観客動員数は前作を超えている)。しかし、万が一当たっていた場合その後もジブリ的な作品ばかりをやらされていた可能性もあり、その後のことを考えると劇場アニメがジブリの引力から逃れるための貴重な失敗であったと言える。
ある日、父の形見の鉱石ラジオから聴こえてきた不思議な唄。
その唄を忘れられない少女アスナは、地下世界アガルタから来たという少年シュンに出会う。2人は心を通わせるも、少年は突然姿を消してしまう。「もう一度あの人に会いたい」そう願うアスナの前にシュンと瓜二つの少年シンと、妻との再会を切望しアガルタを探す教師モリサキが現れる。そこに開かれるアガルタへの扉。3人はそれぞれの想いを胸に、伝説の地へ旅に出る―。
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初めましてなので、少し勝手が違っていたらごめんなさい 少し前「君の名は。」が大ヒットしていましたねー (私はあまり気が乗らず、見に行っておりませんが) 新海誠監督の名を聞くことが増えました! あわよくば、過去の作品を見る方の中から「星を追う子ども」を好きな人が増えるといいな… 私の見た中では一番大好きです。アスナもシュンさんもシンさんもリサさんも…大体の登場人物は大好きです 滅びと喪失、それが綺麗に表現されているみたいで好きです 初めて見た時は幼心に続きを作ってくださいって、お母さんに手紙送りたいと駄々をこねていました…あはは 今回はシュンさんがどんな気持ちでアスナと会っていたのかな…っと思い考えつつ、書いてみました。 皆さまの解釈と違って居れば、申し訳ありません 時系列はアガルタからでて、地球に行く前の最初の場面なので淡くシュン⇔アスナです 完全に独りよがりな事を書き連ねているだけなので、少し注意していただければ…と思います941文字pixiv小説作品星を追わず、ただ仰ぐのみ
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