プロフィール
概要
「愛」10話、「魔法使いのいないシンデレラ」の主人公として初登場。
生まれつきの不幸体質を持つ少女で、幼い頃から、なぜか次々と災難に見舞われる。
その災難に他人を巻き込むため、父親を除く周囲からは、当然のごとく邪険に扱われていた。
しかし中学の時、転校してきた木ノ下七海に親身にされてからは、親友となる。
中学卒業後、七海の夢であったプロレスラーになるため上京。新日本女子プロレスの入団テストを共に受けるが、二人とも不合格であった。
「魔法使いのいないシンデレラ」はその後、東京女子プロレスの主催するプロレス教室に、彼女と七海が入門するところで終わっている。つまり「愛」の時点では、ちよるも七海も未だプロレスラーではない。
体力も運動神経も、他のレスラーどころか一般人にも劣る彼女。しかしただ一つ防御だけは天才的で、彼女を仕留めるには、現役一流レスラーでも苦労するほど。ゆえにプロレス教室でも、彼女の評価は真っ二つに割れている。
なお、「魔法使いのいないシンデレラ」とは、実は彼女個人の異名ではない。
プロレス界のシンデレラを夢見る少女たちに、東女の社長が、「リングの上にはお前たちを助けてくれる魔法使いはいない」と発言したことから、プロレス教室の生徒をそう呼ぶようになった。
(ただし「サバイバー2」では、ちよるのキャッチフレーズになっている)
ちなみに「愛」では、武藤めぐみ・結城千種と同期という設定で、彼女と七海が落ちたテストに合格したのがその二人だった。
「サバイバー2」ではその二人より3歳年下で、防御の才能を見出され、ひ弱そうな外見に似合わぬ逸材と見込まれた、という設定。