演：緒沢あかり
概要
「ホシの招待状」に登場。
東京都内で発生した謎の連続失踪事件の捜査協力を依頼された宇佐美信の住むアパートの隣室に引っ越してきた女性。
いつも大きな段ボール箱を大事そうに抱えている。
最初に宇佐美に会ったときには気さくに話しかけていたが、次に会ったときには威圧的な態度、その次に会ったときには妙に怯えているなど会うごとに別人のような一面を見せる。
宇佐美の助手・小早川真弓の調査により失踪事件の現場周辺で電波障害が発生していると知った宇佐美は彼女を尾行するが、そこで彼女が男性を消し去る光景を目の当たりにする。
さらに風邪をこじらせた宇佐美のために夕食を調理しようとした小早川が彼女の部屋に招かれる。
一連の彼女の行動に不信感を抱いた宇佐美は松原警部と高木巡査を伴って彼女の部屋に踏み込むが、そこには縮小されてカプセルに閉じ込められた小早川と3人の三面怪人ダダの姿があった。
ダダAが気さくな星野、ダダBが威圧的な星野、ダダCが臆病な星野であり、3人が全く同じ姿に変身していた。
威圧的な星野＝ダダBが小早川を奪還しようと発砲した高木に逆上し巨大化。気さくな星野＝ダダAはこれ以上迷惑はかけられないと巨大化しダダBに応戦。
ふたりの格闘戦の末、アパートもろとも踏みつぶされたと思われた臆病な星野＝ダダCが縮小光線銃を放ちダダBを縮小化。ダダAは小早川を解放し他のダダと共に母星に帰っていった。
ひとりで3つの顔を使い分けている初代ダダとは逆に、3人のダダがひとりの地球人に化けるという構図が特徴である。
「ウルトラゾーン公式ガイドブック」では下の名前の「美弥子」について『怪奇大作戦』第25話「京都買います」に登場する須藤美弥子との関係性が指摘されている。
