CV:殊座
概要
エロいことができないため魔界の実家から追放されたサキュバス。もちろん経験ゼロ。そのため、他のサキュバスにある羽が生えていないなど、不完全なところがある。
サキュバスだけあってスタイルや容姿はいいが、美人と言うより可愛い系。
性格も家庭的で優しいゆるふわ癒し系なお姉さん。ただし、幼少から家族にも冷遇されていたため気弱なところがある。
エロいこと以外で頑張ろうする努力家で、家事、特に料理が得意。
これでも上位種である「夜の女王(サキュバス・クイーン)」の一族であり、勇樹の精力を受け止められる数少ない存在。また、亡き「大ばば様(祖母と思われる)」曰くこの物語のサキュバスは元々は両想いになった男性に魅了をかけて結ばれ、その一人のみを愛する一途な種族だったらしく、ノノは本来のサキュバスに近い一種の先祖がえりともいえる。
自分を受け入れてくれた勇樹にははっきりと好意を抱いているが、彼との仲が少しずつ進展していくにつれ、本能のままに魅了をかけたりと彼への想いが抑えきれなくなり出している。
正体を現したミケに「『自分に殺される』か、『勇樹との思い出や恋心をドレインされることで全てを忘れて彼と別れるか』の選択を迫られ、勇樹への恋心をはっきりと自覚した上で、「(死を選べば)勇樹くんを悲しませてしまう」と記憶を失うことを選ぶが、その時もミケを恨むどころか彼女のことを案じていた。
結局はミケが彼女を試すための「イタズラ」だったため記憶は失わずに済んだ。ただし、今度は勇樹との自覚のないバカップルぶりでミケを心身ともにフラフラにさせている。
ifルートであるR-18版では本能に負けたことと勇樹が抵抗しなかったことで彼と交わり成体になるが、彼の精力を吸収したことで女王の血まで目覚めてしまい、心身ともに妖艶なサキュバスに変貌してしまう(この時、羽や角が生えている)。しかし、性格の変化は一時的なもので、変貌した自分を勇樹が受け入れてくれたのに加えて「いつものノノさんが好きです」とはっきり告白されたため、元の姿に戻り本当の意味で勇樹と結ばれた。
なお、R-18版の続編では、この時の影響で平時でも背中に小さな羽が生えており、通常版と区別できるようになっている。
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余談(商業版のネタバレ注意)
商業版書き下ろしによれば、この作品のサキュバスは容姿が武器であるためどんなに年をとっても若い姿のまま(事実、上記の「大ばば様」はノノの回想の時点で寿命を迎えかけているような様子を見せていたが、容姿は若いままだった)とのことであり、ノノの実年齢は不明となっている(少なくとも、勇樹よりは年上)。
それに加えて、常に魔法で胸の辺りの重力を軽減しているため、巨乳が多いにもかかわらずブラを付けなくてもタレチチや肩こりとは無縁であるため基本ノーブラという大変けしからん設定が判明している(さすがにメインイラストのように水着の上は付ける)。