概要
『暁のヴァンピレス』とは、PEACH-PITによる漫画作品。
初出は2010年に同人誌にて発表。後2012年に加筆修正した物と新たに描き下ろしたシナリオ、ドラマCDが収録された商業版が一迅社より発売された。更に2014年には桜井光著・PEACH-PIT挿絵の小説版も発売。
あらすじ
吸血鬼だけが住む魔郷「ドラクリヤ」を舞台に4つの国が覇権をかけて争っており、戦火はドラクリヤ全土を舐めようとしていた。
そしてドラクリヤで急速に広がり、猛威を振るう奇病「ヒュプノス・キス」。
向かう運命の先は、滅びか、再生か。それすらも分からないまま、若き吸血姫(ヴァンピレス)達は戦い続ける。
登場キャラクター
※CVはドラマCD
アグレイアーデン帝国
- アデレイド・アグレイアーデン(CV:東山奈央)
- アグレイアーデン帝国女王。二つ名は「帝国の緋百合」。
- アール(CV:柳田淳一)
- アデレイドが幼い頃から仕える臣下。アデレイドにとって唯一、心を許せる人物であり、最も信頼されている。
ベルテンス王国
- マルゥル・ルルー・ド・ベルテンス(CV:田村ゆかり)
- ベルテンス王国女王。二つ名は「月光の翼」。
アヴァノフ皇国
- キィラ・ユーリエヴナ・アヴァノヴァ(CV:久野美咲)
- キリル・ユーリエヴナ・アヴァノヴァ(CV:日高里菜)
- アヴァノフ皇国の双子の女王。キィラが姉でキリルが妹。二つ名は「北極の双星」。
- レオニート(CV:熱田友貴)
- 自分の出世しか考えていない二人の世話役。
- リュドミラ
- キィラとキリルの母親。二人を「凶星」と忌み嫌い、殺そうとした後、自殺する。
新興国・神聖オルト大公国
- ウルベルタ・ヴォルフグント(CV:大久保瑠美)
- 神聖オルト大公国女王。獣血鬼(セリアン)。二つ名は「輝ける狼」。
- ハンナ(CV:沼裕華)
- ウルベルタを慕う田舎出身の少女兵。獣血鬼で、稀に訛り(栃木弁)が出てしまう。
- ジークルーン
- ウルベルタの恩人。ゲッヘルの交戦にて戦死する。
- ブライド
- 「吸血姫戦争のカギを握る」とキィラとキリルに予言された正体不明の人物。