曖昧さ回避
- 「月」と「太陽」の組み合わせ。
- 「月」と「太陽」をメインに描かれた作品に付けるpixivのタグ。
- ゲーム『Shadowverse』に登場するカードの一つ。
- ProjectVOLTAGE(ポケミク)の応援イラスト「月と太陽」。
当記事では3について解説する。1や2については太陽と月の記事も参照。
また2については、「太陽と月」ではなく「月と太陽」であるため、どちらかというと月の方をメインとする作品の方が望ましいだろう(厳密な決まりではないため、タイトルとして名付ける際は語呂などを優先しても問題はないが)。
概要
天に輝く日輪ありて、闇夜に輝く銀盤あり。
天上と黄泉は分かたれど、
輝くことには違いなし。
Cygames制作の対戦型カードゲーム『Shadowverse』に登場するカードの一つ。
第8弾カードパック『起源の光、終焉の闇』にて登場したレジェンドであり、カードイラストは『起源の光、終焉の闇』のメインビジュアルを務めている。
また同カードパックの実装からしばらくの期間はタイトル画面にて月と太陽のイラストが表示されていた。
第31弾カードパック『リサージェント・レジェンズ』では、新たな種類のカード「リサージェントカード」として双天の恩寵が登場した。当記事ではそちらについても解説する。
月と太陽
カード詳細
カード名 | 月と太陽 |
---|---|
種類 | スペル |
クラス | ニュートラル |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 3 |
能力 | ・アマテラス |
・ツクヨミ | |
チョイス したカード1体を出す。 | |
エンハンス 7; チョイス したフォロワーを+3/+3する。 | |
収録セット | 起源の光、終焉の闇 |
※チョイス…複数のカードから選択する能力。
※エンハンス…本来のコストの代わりに、記載の数値分のPPを支払うことで発動する能力。
性能解説
守備的な能力を持つアマテラスか攻撃的なステータスのツクヨミのどちらかをチョイスして自身の場に出すことができる。何気に、トークンを除いたスペルによるレジェンドは月と太陽が初の事例である。
月と太陽自身のコストが3であるため、出てくるカードのステータスもそれ相応のものだが、エンハンス7で出すことで+3/+3の補正をかけることもできる。そのため中盤以降の動きが確保できるのも強みの一つ。
この能力で出てくる2種類のフォロワーは両者とも「ラストワード 月と太陽1枚を手札に加える。」能力を持つため、破壊されても継続的に場に出すことが可能。これを完全に防ぐには、消滅や変身など「破壊」以外の除去で対処するしか方法は無い。
また、両者はそれぞれ異なる「交戦時」能力を持つ。最初の影響は小さいことの方が多いが、前述したラストワード能力によって何度も使用することができるため、それが決まればトータルで勝負を決めるほどの大きな影響を与えることができた。
以下、アマテラスとツクヨミの個別解説。
アマテラス
「我は天を照らす者!」
カード名 | アマテラス |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ニュートラル |
コスト | 3 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:2 |
能力 | 交戦時 自分のリーダーを1回復。 |
ラストワード 月と太陽1枚を手札に加える。 | |
進化後 | 攻撃力:4 体力:4 |
能力 | 進化前と同じ能力。 |
CV | 井口裕香 |
収録セット | トークン |
※交戦時…相手のフォロワーに攻撃したり攻撃されたときに発動する能力。
※ラストワード…場から破壊されたときに発動する能力。
2/2という標準のステータスに加え、交戦時に自分のリーダーの体力を1回復することができる。
ラストワード能力と合わせて何度も交戦時能力を使って回復することで相手の勝利を遠のかせることができる他、同カードパックで登場した天狐の社などの回復することで働く能力を働かせることが可能。
ツクヨミ
「我は大地を染める者……」
カード名 | ツクヨミ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ニュートラル |
コスト | 3 |
進化前 | 攻撃力:3 体力:1 |
能力 | 交戦時 相手のリーダーに1ダメージ。 |
ラストワード 月と太陽1枚を手札に加える。 | |
進化後 | 攻撃力:5 体力:3 |
能力 | 進化前と同じ能力。 |
CV | いのくちゆか |
収録セット | トークン |
※交戦時…相手のフォロワーに攻撃したり攻撃されたときに発動する能力。
※ラストワード…場から破壊されたときに発動する能力。
3/1という攻撃よりのステータスに加え、交戦時に相手のリーダーに1ダメージを与えることができる。
そのステータスや交戦時能力によって、いわゆる「アグロ」デッキで採用するならばメインでチョイスすることになるだろう。
双天の恩寵
第31弾『リサージェント・レジェンズ』で登場した「リサージェントカード」の一つ。
トークンを含めたカードイラストは月と太陽と同様のものだが、それとは異なる能力で新たに登場した。
カード詳細
カード名 | 双天の恩寵 |
---|---|
種類 | スペル リサージェントカード |
クラス | ニュートラル |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 2 |
能力 | ・晴天のアマテラス |
・荒天のツクヨミ | |
自分の場に晴天のアマテラスや荒天のツクヨミがいないなら、チョイス した1体を出す。 | |
---------- | |
自分の場に晴天のアマテラスや荒天のツクヨミがいるなら、自分のリーダーを2回復。自分のEPを1回復。自分のPPを1回復。 |
※チョイス…複数のカードから選択する能力。
性能解説
チョイスした1体を出すニュートラルのスペルのレジェンドであることは共通だが、コストは2となり、トークンも晴天のアマテラス、荒天のツクヨミと別のカードとなり強化された。
エンハンス能力は削除され、晴天のアマテラスや荒天のツクヨミが既に自分の場にいるときにプレイしても追加で場に出すことができない(リアニメイトなどで複数体場に出したとしても、ラストワードでリーダーが持つ能力は重複しない)が、その場合代わりに自分のリーダーを2回復と自分のEPとPPを1回復する能力が働き、そちらも強力。
下記の新トークンと合わせて、元のカードである月と太陽が順当に強化されたカードと言える。
以下、晴天のアマテラスと荒天のツクヨミの個別解説。
晴天のアマテラス
カード名 | 晴天のアマテラス |
---|---|
種類 | フォロワー リサージェントカード |
クラス | ニュートラル |
コスト | 2 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:2 |
能力 | 守護 |
ラストワード 自分のリーダーを1回復。自分のリーダーは「次の次の自分のターン開始時、荒天のツクヨミ1体を出す。この能力を失う」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。 | |
進化後 | 攻撃力:4 体力:4 |
能力 | 進化前と同じ能力。 |
CV | 井口裕香 |
収録セット | トークン |
※守護…相手フォロワーは守護を持つフォロワー以外を攻撃することができない。
※ラストワード…場から破壊されたときに発動する能力。
ステータスはアマテラスと同様に2/2で、交戦時能力が削除された代わりにラストワードで自分のリーダーを回復する能力が働き、新たに守護も得た。
また、ラストワードには「次の次の自分のターン開始時、荒天のツクヨミ1体を出す。」能力があるため、破壊されても荒天のツクヨミと共にしぶとく場に戻ってくる。
荒天のツクヨミ
カード名 | 荒天のツクヨミ |
---|---|
種類 | フォロワー リサージェントカード |
クラス | ニュートラル |
コスト | 2 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:2 |
能力 | 突進 |
ラストワード 相手のリーダーに1ダメージ。自分のリーダーは「次の次の自分のターン開始時、晴天のアマテラス1体を出す。この能力を失う」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。 | |
進化後 | 攻撃力:2 体力:2 |
能力 | 進化前と同じ能力。 |
CV | いのくちゆか |
収録セット | トークン |
※突進…場に出たターンでもフォロワーを攻撃できる能力。
※ラストワード…場から破壊されたときに発動する能力。
ステータスはツクヨミと異なり2/2で、交戦時能力が削除された代わりにラストワードで相手のリーダーにダメージを与える能力が働き、新たに突進も得た。
また、ラストワードには「次の次の自分のターン開始時、晴天のアマテラス1体を出す。」能力があるため、破壊されても晴天のアマテラスと共にしぶとく場に戻ってくる。
関連イラスト
関連タグ
ツクヨミ(グラブル):グランブルーファンタジーにおけるツクヨミ。外見やCVはこちらのツクヨミと同じ。一方でアマテラスの方はグラブルには未登場であり、こちら目線だとツクヨミは単体で登場している事になる。