概要
原作:Toy(e) 作画・ストーリー構成:Nykken
2022年3月28日よりヤングエースUP内にて連載開始。2024年10月21日にて連載終了。全4巻。
作品名自体は『有害超獣』。
有害超獣の世界により深く踏み込んだ作品となっており、区役所の実像が描かれている。
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登場人物
如月 千騎(きさらぎ かずき)
本島から区役所へと配属された心理学者の青年。
精神面に問題がある警備四課係員達のケアを担当することになる。
御子柴 御子(みこしば みこ)
警備四課係員で「魔女」の一人。
食べ物に対しての拘りが強い様である。
御喰 玖伊那(みくい くいな)
警備四課係員で「魔女」の一人。
御子を「ミコリン」と呼び、彼女に対してライバル意識がある様子。
尻尾から水を出し入れできる。また、腕や尾を巨大な口に変えて超獣を捕食する。
食に関するこだわりが強いのは御子柴同様だが、こちらはグルメ気質。
仲ヶ御 千影(なかがみ ちかげ)
かつて警備四課に所属していた「魔女」の一人。
普段は「千明(ちあき)」という穏やかな人格が表に出ているが、力を開放すると凶暴な千影が表に出てくる二重人格。
「最強の魔女」と呼ばれており、ケウケゲンのように髪を自在に操る能力を持つ。
長谷川 すみれ(はせがわ すみれ)
警備課主任の女性で人当たりも良い。
車のチューニングが趣味で、それ関連では人が変わる。
宗広 智彦(むねひろ ともひこ)
警備部門長の男性。
超獣対策の最前線を指揮しており、その姿は冷徹そのもの。
狩生 聡一郎(かりゅう そういちろう)
獣工連の研究員の一人。
超獣に対する関心が非常に強く、超獣マニアのような青年。
実家がラーメン屋で、ラーメン作りは一流。
登場超獣
本編中のみ。
ケイバク(繋縛)
一対の角を持つ大型超獣。危険度は「緊急」。
電線に絡まった状態で見つかったのが名前の由来で、感電の影響か発見された時点で怒り狂っていた。
メウチ(目打ち)
電線を伝って移動する超獣。危険度は「有害」。
全身の棘を伸縮ないし射出して標的を串刺しにする。
作中では2体が同時に出現。
ダホ(拿捕)
ヘラジカ型の水棲超獣。危険度は「有害」。
頭に何かを乗せるのが好きで、性質は比較的大人しい。
頭に輸送船を乗せていたため、駆除よりも船を無傷で取り戻すことが主眼に置かれた。
ゼッキョウ(絶叫)
全長80m程の超大型超獣。危険度は最高位の「激甚」(「区役所」設立以来2例目)。
名前通りの「絶叫」で前方に在る物全てを塵と化す。直撃しなくても、広範囲で人の鼓膜を破ったり体調不良を起こさせたりする。チャージに19秒しかかからないのも厄介。
アンキョ(暗渠)
下水道などの地下空間に発生する大型の超獣。危険度は「緊急」。
タコの様な見た目をしており、触手から滲み出る神経毒で獲物を弱らせ捕食する。
その性質上、光で照らす事が非常に有効な手段となる。
ケウケゲン (毛羽毛現)
長い髪を有した女性のような超獣。その髪で人間を縛り上げる。
その正体は超獣となり果てた魔女。元人間であるが故、配電設備や監視カメラを的確に破壊するといった知的な行動も取れる。出自のせいなのか、データベースに記載されていない。