概要
Toy(e)氏が手掛ける『有害超獣』作品群の一つで、公開当初は別シリーズかと思われていたが同じ世界観で進んでいる物語である。
特異超獣「ソウシツ」
追弔禍征局発足の原因となった超獣。
無機物、有機物を問わず近くにあるものへ「憑依」し、動力やエネルギーを失わせ続ける習性を持つ。人間に憑依した場合は「乗っ取り」と呼ばれる状態となり、自我が失われ体も変質してしまう。
通常ではその姿を視認する事はできず、ハエの羽音の様な活動音を確認できるのみであったが、区役所で可視化する技術が開発された。
その結果、小さな超獣の群体であると分かり、ある超獣へ憑依した際に周囲のあらゆるものを破壊、撤去、避難させることでエネルギー枯渇による自壊へと向かわせ討伐に成功する。
しかし、群れから離脱したソウシツによる「乗っ取り」被害が発生し、区役所は対応に追われる事になる。
追弔禍征局
ソウシツによる乗っ取り被害を専門に対応している部署。
対象が人間であるため超獣との戦いで培ったノウハウが使えず、対応に迫られ結果生まれた。
区役所自体が人員、物資共に不足状態であり、当局もそのしわ寄せを受けている様でエージェントやオペレーターなど少数精鋭によって構成されていると思われる。
幽霊
乗っ取りによって変異した存在。その状態から「強度」と呼ばれる段階分けが行われている。