概要
麻倉葉羽の持ち霊。
霊力は、死後比較的若いにもかかわらず精霊クラスに達しており、阿弥陀丸ほどではないが実力者である。このため、死後も研鑽を続けてきたと思われる。
どの様な経緯で裏麻倉家の持ち霊になったのかは不明である。
生前は、「不幸を呼ぶ流浪の剣士」という異名を持つ新撰組の隊士であり、人斬りの侍だった。廃刀令と銃の普及などによる時代の流れに置いて行かれ、剣士としての生き様を絶たれて激昂し、戦闘狂になり、銃で撃たれることを覚悟で昔の仲間に突撃して死亡した。
凶悪な人相と戦闘狂であることが印象に残るが、意外と気さくで素直であり、阿弥陀丸たちとは敵として出会ったものの、麻倉本家と裏麻倉家が停戦した際には、阿弥陀丸たちに比べて実戦経験の少なさや剣士としての本領を発揮できる機会に恵まれなかったことを認め、逆に阿弥陀丸に弟子入りを志願しており、阿弥陀丸や蜥蜴郎ともすぐに打ち解け、特に阿弥陀丸とは友人になった。
しかし、阿弥陀丸ともども鴨川羊介に石化されて奪われてしまっている。