束祓つかさ
つかはらつかさ
生い立ち
4歳でピアノを始める。
中学の頃まで譜面は読めず書けずテープを聴いてその通りに弾くという感覚演奏をしていた。
学校生活で閉塞感を感じ、
たまたま北野武監督「あの夏、いちばん静かな海」に感化され音楽を担当していたのがジブリで有名な久石譲だった。
2番目に見た映画はリュック・ベッソン監督、ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン出演のレオンだった。
挿入歌を担当したstingとの出会いである。
3番目に見た映画はバズ・ラーマン監督、ユアン・マクレガー、ニコール・キッドマン出演のムーラン・ルージュ
クライマックスで使用された楽曲、ロクサーヌに感化される。
ロクサーヌはポリスの曲であり、作詞作曲、リードシンガーはstingである。
その頃から曲を怒涛に書き始め、譜面が読め書けるようになる。
ピアノに関しては、自分みたいに平凡に暮らしている人間が当時苦しかった時代に生きていた作曲家を真似て弾く事に違和感を覚え、
まわりと同じスピードでは生きていけないと悟り、次第に独りになり幸か不幸かピアノ演奏は評価されていた。
ハンガリー国立リスト音楽院の切符も手に入れたが、
作曲の道が捨てきれず我が道を進んだ。
独りの時を支えた音楽が洋楽歌手STING、久石譲
この時映画を500本以上観る。
北野武、ジブリ、ピクサー作品のような王道を観たりマイナーな作品もみ漁った。1番好きな映画はパッチアダムス
22歳で自作自演アルバム「クラッシュオブワルツ」で全国デビュー。このアルバムの殆どが10代で作曲したものである。
2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で話題になりスレッド上昇ランキングで1位になる程勢いを見せていた。
同時に久石譲に次ぐ才能かと記事が掲載され久石譲は陽、束祓つかさは陰として部類された。
劇団ひまわりミュージカルでは松本邦裕氏筆頭にピアノ伴奏や作品を披露し、短編アニメーション作家荒牧裕一郎氏に楽曲提供した。
NHK生誕100年岡本太郎特集「太郎と敏子、瀬戸内寂聴が語る究極の愛」や
BSジャパン皇室の窓スペシャル「天皇家の食卓」にて楽曲を広める。
演奏活動を精力的に重ね、次第に精神不安定になり限界になってしまい意識混濁状態となる。
実際に道で意識を失って倒れたり、パニックになって自殺未遂となる事もあった。
徐々に回復し、作曲家としての道に誇りをもてるようになる。
現在も第14回シアターX 国際舞台芸術祭2020 蟲愛づる姫とBiohistory出演が決まったり、
セカンドアルバム制作中だったりと波乱に満ちた作曲家人生を送っている。
現在の活動
2020.5.24オンラインアーティスト支援YouTubeLive約7時間にわたる配信にて束祓つかさ作詞作曲「春燃ゆる」を披露、この時は松本邦裕氏が歌を担当。15分で作りあげたと語っている。
6.1Karino Yusukeを歌に起用束祓にとって初めてのシングルをオンライン限定で販売する事となった。
2020.6.23第14回シアターX 国際舞台芸術祭2020 蟲愛づる姫とBiohistory出演。
蟲愛づる姫のテーマ 聲verを披露。
2020.8.28 渾身の2nd Single 「End of the Game」デジタル配信のみの発売。
楽曲紹介にて、
荘厳さと絶望、疾走感さえも感じる愛の鎮魂歌。
この世からの解放さえも表現した束祓つかさ真骨頂の失恋ミディアムバラードソング。
vocalにはyannu氏を起用。
切ない歌声と圧倒的なオーケストレーションでの今作は誰もが持っている心の迷いや寂しさを底から抉られるかのようなストレートでノスタルジックな楽曲となっている。
終わりにもできない、無かった事にすらできない、
深い愛の迷路に堕ちてしまった様を見事に表現した。とあるように、自身の一二を争う程の世界観となっている。
MVには本人が登場し、詞の中の「貴方」役を演じている。
詞は彼女目線、MVは彼氏視点となっており時間経過及び対照的なMVとなっている。が本人は「詞を書いている時はどの視点でもなかった」と語っている。
結果、詞のみを読み解いてみるとどちらの目線からなのかはハッキリしていない。
楽曲制作時間は詞とメロディー含め10分。
そこから完成までに1カ月と、自身にとって1番長い時間を費やした作品である。