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概要

しまむら妖夢というbottwitterに存在した。

愛するブランドと、愛するキャラのブレンドであった。

ならば、愛する故郷とブレンドして何が悪い。

そうやって生まれたのがしずおか静葉であり、向ヶ丘遊園ミスティア。2010年12月4日のことである。

…要するに東方Projectのキャラクターで、ご当地紹介をしているtwitterbotアカウントのことである。

その多くは「Twittbot」や「Easybotter」などの外部botツールなどを利用しているが、中には本格的にプログラムを自ら組んでいる猛者も存在する。

県全体をカバーするものから一部地域のローカルなものまで様々であり、その発言には作り手の郷土愛とキャラ愛にあふれている。

ほぼ全国的に散在するが、(首都圏を別格としても)何故か静岡県を取り上げるアカウントがやたら多い

あと余談だが、東方愛故郷アカウント管理者やその周囲には変態という名の紳士淑女が非常に多く、その趣味嗜好を反映させた発言をさせていることも多いためか、キャラ崩壊している奴も結構いる

人の数だけ幻想郷

略歴

黎明期

当初は「愛故郷」などという呼び名もなく、前述のしずおか静葉や、それに触発されて始めた福井お空などの20名足らずが活動しているに過ぎなかった。

転機となったのは2011年4月、東日本大震災より一カ月経った頃である

震災による郷土愛意識の高まり故か、いわゆる東方クラスタの中でも特に郷土を愛する有志たちがこぞって参画し、4月だけでも二十余のアカウントが新たに登場。翌5月にはさらに30名以上増え、6月には100名近い大所帯となった。

しかし、当初は手探り状態だったアカウント管理者も多く、自動発言や自動返信ではカバーしきれない部分を、製作者自らが手動で受け持っていたことも多かった。それが行き過ぎ、「bot」というよりも「なりきりアカウント」の色を強くしていた者も少なからず存在した。

そのことに異議を唱えた他系統のbot作者からクレームがついたことを受け、あるアカウント作者がこの新たなクラスタを「東方愛故郷」と名付け、以後その呼称となった。

なお、それまでは「東方ご当地bot」と呼ばれていた。

転換期

2011年6月を過ぎてピークは過ぎたのか、7月以降は新規参加者が大幅に増えることなく、クラスタ所属者の間で個人的な交流も盛んにおこなわれることも多くなった。クラスタ所属者が集まってのオフ会なども盛んに行われ、交流を元に新たな方向性を模索したり、純粋に交流を楽しむ者も増えていた。

しかしそのクラスタ内部の親密さが仇になったのか、この頃よりクラスタ所属者同士の極度の慣れ合いなどによる弊害、本来の目的(ご当地紹介など、ご当地関連ネタを取り扱う)から逸脱したアカウントの存在などが問題視されるようになる。やがてそのことを受けて2011年10月末にクラスタの古株たちがチャットで「対策会議」を行うものの、結論が出るどころかグダグダのまま終わるという結末を迎える。そしてそれは2011年末にある事件を引き起こすこととなる。

元々リーダー的役割を持っていたものは存在しえず(そう目されていた者はいたが)、あるひとつの暗黙の了解によってゆるくまとまっていただけと思っていた古参連中にとっては、それこそ天地がひっくりかえるような大事件であった。

この事件を契機に愛想をつかして去っていったもの、新たな方向性を模索し「東方」の成分を捨てた者、己の原点を見つめ直そうとする者、あくまで自分のやって来たものを続けていく者とに分かれるようになる。

現在

現在はこれまでのように、表立った交流などはないものの、なおも「東方キャラ愛」と「郷土愛」を両立した「本来あるべき姿」で相変わらずの活動が続いている。

黎明期のような爆発的な増加はないものの、2012年4月現在でも新たなアカウントは生まれ続けている。

心得

これからもし、アカウントを作って参加しよう、という人がいるのであれば、「東方愛故郷」は「郷土」と「東方キャラ」という「二枚看板」を背負うことを努々忘れてはならない

アイコン用画像に他者作品を無断利用するなどのノーマナー行為はもちろん、明らかに目的を逸脱した行動をとらないよう心掛けたい。ネタツイートや趣味を反映した自動ツイートも、度を越し過ぎて本来の意義(地域紹介等)を霞ませるレベルになっては本末転倒である。

言うまでもなく、「愛故郷」の名を借りてだけおいて、「ご当地ネタをつぶやく」目的を忘れ、慣れ合いに終始するなど言語道断。

それはそのキャラクラスタを敵に回すことはもちろん、取り上げる地域の名に泥を塗る行為である。

ただし、そのことさえ弁えて活動をする以上はなんの問題はないので、参加したい方は安心して参加していただきたい。基本的に来る者拒まずである。

自分の知らない土地はもちろん、同じ県内でも市や郡が違うだけでなく、見る人によってはまったく別の世界が広がってるからこそ、地域紹介は見ていて面白いというのが当記事作成者の持論である。

願わくばこれからも、キャラ愛と郷土愛を見事に併せ持つ素敵なアカウントが生まれることを切に願う。

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