概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
姫奈の旧知とされる謎の少女。「東雲レイ」は偽名で本名は不明。
「星の子供達」と呼ばれる存在の一人らしく、かつて「神の軍勢」に身を寄せていた姫奈と一緒に写っている写真が一枚確認されているが、それ以外の詳細は不明。
ヴァルキュリアと殺戮武闘会との交流戦終了後に姫奈に接触し、彼女に「星取り」を申し込む。
それから暫くしてヴァルキュリアの試合会場に現れると本来の出場選手を闇討ちして試合に現れるも、対戦相手の森咲がわざと負けたことで同時に乱入者であることが発覚し、姫奈の機転で次大会にて彼女と仕合をすることになる。
更にその数日後、姫奈と共に希望の前に現れて自身の目的を伝える。
人物![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
初登場は30話。ヴァルキュリアVS殺戮舞踏会の対抗戦終了後、本郷姫奈の前へと現れ「なんで革命しないの?」という意味深な一言を放つ。
その際の光の無い目や暗めのタッチで描かれたその姿はある種のインパクトを読者へ与えたことだろう。
本郷姫奈に対し異常とも言えるほどの尊敬の念と執着心を抱いており、「星取り」を姫奈としたいと言う願望を曝け出している。(現時点で星取りに関しての詳細は不明だが、彼女達が「星の子供達」と呼ばれていること、子供達を星と見立てるならその星を取る=命を取る、つまりは星の子供達の殺し合いと思われる。)
「彼女(姫奈)を冒涜する者はすぐに破壊しないとね。」と言ったセリフから見る限り、姫奈に対して抱いている感情は並々ならぬものでは無いと推測が出来、対する姫奈もレイから「星取り」を申し込まれた際は身を震わせるほどに喜び興奮するなど、互いの関係は友人や仲間と言った枠を超えた特別なものと言えるのかもしれない。
戦闘スタイル(最新刊ネタバレを含みます⚠️)![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
姫奈同様『神の軍勢』の特殊部隊が、旧共産主義国軍隊格闘技をベースに開発したとされる、徒手格闘から重火器の使用までを網羅する『六道』を使用する。
東雲レイが用いるのはその六道の中でさらに分岐した流派の一つである『破軍』と呼ばれるもの。
希望曰く「肩口から指先まで高レベルな部位鍛錬で鍛え上げている」と言われる程で、その状態から繰り出される捌きは防御と同時に相手の肉を抉り裂く攻撃となる。
「猛攻にして鉄壁」とレイが述べているように、生半可な攻撃は一切通ることはなく、逆に攻撃した側が徐々に削られていくという理不尽ゲーと化す。
また攻撃に転じる際は、高レベルの『脱力』が加わることにより威力は跳ね上がり、レイは更にそこへ体の重さや重力を加え利用することで一撃の威力を増加させている。
そこから繰り出される攻撃は『鉄の鞭』と形容されるほどに凶悪なものへと仕上がっている。
戦闘能力![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
初戦闘は新生ヴァルキュリア第一回大会、メインイベントである森咲夏海VS月野ほのかの試合にて、出場者である月野ほのかを襲撃し重体を負わせ代わりに出場。
九州の団体で活躍しそれなりの実力を持ち合わせていたであろう月野を無傷(リングに上がった際に目に見える傷を負っていなかった為、無傷と思われる)で下している辺り、その実力の程が伺える。
その後は森咲夏海と対戦、「コレを壊せば台無しにできるかなあ?」「決めた☆壊しちゃお☆」と言うセリフから見る限り、対戦相手を本気で殺害しようとしていたと思われる。
試合は森咲がストレートで先制。しかしその一撃に対し捌きを発動し逆にパンチを放った腕を傷つける。その後はカーフキックを2発くらい体勢がぐらつくも、その後放たれたストレートパンチを再び捌き、逆に森咲の拳にダメージを与える。しかし試合の中で放たれるレイの尋常ではない殺意を感じ取った森咲がわざと倒れる事で敗北(実質的な降参)したことでその試合はレイの勝利となる。
第2回ヴァルキュリア大会ではファイナルの試合で革命姫、本郷姫奈と対戦。序盤から「破軍」の構えを解放し、繰り出される姫奈の猛攻を捌きで対応、逆に姫奈の腕を切り裂きダメージを与える。
姫奈が柚巴・リーを倒した技、「六道破天」(リーとの対戦時は技名の表記が無かったが「私に放った技と同じ」とリー本人が述べているため同じ技と思われる。)を放つが、これを真正面から「六道破単」を用いて相殺する。
この際姫奈はリーとの戦いの時のような怪我(柚巴・リーとの戦いの際は初手で足の甲を破壊されていた)がない状態での本気と思われる一撃だった為、これに対し真正面から互角の打ち合いを演じた辺り、レイの本気も相当なものであると思われる。
その後は前述の重力や脱力を用いた強力な攻撃や、後述で説明する六道破軍の技を用いて姫奈相手に優位に立つ。
技![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
(此処では最新刊時点でレイが用いた技を表記する。)
捌き![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
上述の通り、相手の攻撃を流していなす技。然し六道破軍では卓越した部分鍛錬により鉄の棒のような硬度と化した部分でいなすことにより、相手の攻撃を防ぐと共に攻撃した部位にダメージを与える攻防一体の技となっている。
ダメージを受けた部位は皮膚や肉を抉り裂かれ、まるで刃物で切られたかのように出血する。
双雷![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
自身の体重や重力を利用し威力を増した両腕で、相手へ両側から挟み込むように打撃を加える技。
無論その技も、喰らえば捌き同様深く抉り切られ深刻なダメージを残す。
六道破軍![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
姫奈の「六道破天」に対し放たれた技。技の原理は恐らく六道破天と似通っているとは思われるが、その詳細は不明である。但し原作内の描写を見る限りは、破天同様一撃必殺だと思われる。