プロフィール
概要
モモちゃんこと柿ノ木坂桃代は主人公の八虎と同期で藝大の油画専攻に現役で入学した女子学生。
とにかく誰からも愛されるおバカ系元気少女で、ゴリゴリの広島弁がチャームポイント。
ピンク色の髪(染めているのか漫画上の演出かは不明)が目を引くかわいらしい雰囲気の小柄な少女で、普段は太めに編み込んだ三つ編みを左右に垂らしている。原宿系ファッションが大好きで服装やピアスは少しイカつめ。
裏表のない性格をしており、思ったことをすぐ口に出すタイプ。広島出身で、方言の影響もあってややガラが悪い印象はあるものの、根はとても素直で優しい。
実家はお寺。
お相撲さんが大好きで特に今は虎ノ城という力士がお気に入り。
モモちゃんは同級生の村井八雲、鉢呂健二と仲が良く、基本的にいつも一緒に行動している。八雲はいつもバカ騒ぎし、モモちゃんは時折呆れつつも一緒になって遊んでいる。鉢呂はモモちゃんを言葉巧みに騙くらかしては自分の得意なボードゲーム勝負に誘い込み、お金を巻き上げている。彼らは藝大入学前からの友人で、八雲はモモちゃんの絵の先生、鉢呂はモモちゃんの実家の寺に仏具の営業に来ていた社会人だった。そこから三人同時に藝大に入学した。彼らは長期休みにはいつも一緒にモモちゃんの実家に帰省し、寺の小屋で作品作りに取り組んでいる。
本当はそこにはもう一人、真田まち子という仲間がいた。元々モモちゃんと仲が良かったのはこの真田。
真田はモモちゃんと同郷で彼女より2年早く藝大に受かっていた。モモちゃんは真田にとても良く懐き、彼女に絵の先生をしてもらう約束をしていた。そんな真田が連れてきたのが、東京の予備校で一緒だった八雲。
真田の紹介で八雲はモモちゃんの絵の先生をすることになり、真田の絵のファンだった鉢呂もその縁で彼らと親しくなっていきます。八雲の教えで自信を付けたこともあり、真田と同じ藝大受験を決意するモモちゃん。しかしモモちゃんたちが藝大に入学した時、既に真田は亡くなっていた。
冬の海に運悪く落下しての溺死。
モモちゃんが高校2年生の時に起きた出来事だった。