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桃山照美

ももやまてるみ

桃山照美とは漫画『MURCIELAGO』及びスピンオフ作品『ARAÑA』の登場人物。
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「死ぬほど痛ぇぞ くたばんな!」


概要編集

本編序盤のエピソード「殺人party」編にて多くの客とともに城のパーティに招待された格闘家。

紅守黒湖らとともに行動することになる熱血漢。


外見編集

筋肉質で大柄な体格、傷だらけの拳に鋭い眼差しのウルフヘアーの男性。初登場時には黒いインナーに白いジャケットを羽織り、チェーンのようなネックレスをつけていた。センターカラーのイラストを見ると髪は赤みがかったピンク色。


人物編集

かつて地下格闘技において殺人を繰り返した過去を持つ。対戦の両者の合意による試合だったとして、殺人を自覚しながらも「事故」だと主張している。


性格は直情的だが情に厚く、他人を思いやる言動が多い。紅守黒湖らとともに行動することになったときは協力的な姿勢を見せるなど、協調性もある。生き残ったパーティ客の中で一般人らしきミユキを気にかけたり、窓から飛び込んできて自身に激突した屠桜ひな子に対して一切怒らず保護しようとしたり(痛い目に合わせないよう気を付けている)と、なんだかんだで世話焼きかつ気のいい性格。


女性を気遣いリードしようとする面もあるが、周囲の女性が規格外のために逆に助けられ、素直に礼を言うことが多い。またトラップの類にはほとんど気づかず、正面突破しがち。

基本的に喧嘩っ早く好戦的でもあり、自分の言い分に対して聞く耳を持たない相手や異常者に対しては、殺すこともいとわずに容赦なく交戦する。

口調が荒く声も大きい。パーティでは肉を挟んだパンとステーキを同時に食べており、かなりの大食漢の模様。良くも悪くも単純なため、同行者たちに無視されるか諫められることもしばしば。


戦闘能力編集

武器などは一切用いずにステゴロで戦う。拳に込めた「気」を用いて対象を「抜く」技を用いる。これは殴るというよりも、軽く手を触れて即座に離す動作であり、鉄扉を大きく歪ませてぶっ飛ばす程の威力を持つ。

人間に用いれば簡単に内臓が破壊される。握り拳だけでなく、回転をくわえた掌打などのバリエーションもある。また純粋な身体能力も並外れており、周囲の人間が人間離れしていて気づかれにくいものの、

  • 落下してきた巨大な鉄球を素手で砕く
  • 左右から迫る壁をそのまま抑え込む
  • 3本の矢を両手と口で受け止める
  • 壁を斬りながら進む刃を両手で白刃取り

など普通にあり得ないレベルに達している。瓦礫の下から復帰するなど体も頑丈。単純な殴り合いでは無類の強さを誇るが、武器を持った相手やからめ手の持ち主との相性はかなり悪い。腕っぷしだけではないようで、攻撃モーションの中にフェイクを入れてカウンターを防ぐなど、ある程度の頭脳プレイも見せた。


動向編集

その経歴から老人・悟兵衛(さとりひょうえ)に招待され、罪を犯した363人の招待客の一人として、トラップにより殺されかける。その後がれきの下から復活し、生き残った黒湖たちから事情を聴き、兵衛を探し脱出するため協力することになる。


途中で二手に分かれ、凄腕のスナイパー・朽葉 怜子とペアで行動中に、窓から現れたひな子に遭遇。逃げる彼女を追いかけ保護しようとする。そして彼女が逃げ込んだと思われる部屋の鉄扉を破壊し、偶然にも最初に兵衛とそのメイド・紫(ゆかり)のもとにたどり着く。


兵衛と少々会話した後、兵衛を殺すために突撃したところを紫に受け流され交戦。上記の技で紫の内臓を破壊し、吹き飛ばして壁にたたきつけた。しかし「無痛無汗症」の彼女は一切ひるまず、靴に仕込んだ刃で左手首を切り落とされる。更に部屋に仕掛けられた落とし穴と圧殺用トラップにより、右腕だけを残して姿を消してしまった。


















その後(ネタバレ注意)編集
















「俺のことを知っているのか?」

「D・K〜ドメスティックキラー〜」にて生存が確認。朽葉 怜子によって救出され、以降は彼女の助手としてともに行動している。

常にフードを目深にかぶっており目元は確認できないが、左目から頬にかけて傷跡が確認できる。左腕には金属製の義手を装着しており、その上から手袋をはめている。右腕は失われたまま何もつけていない模様。


自身の名前をはじめとするすべての記憶を失っており、助手をしながら記憶の手掛かりを探し続けている。記憶がないためか以前のような熱血さは感じられず、ただ冷静に淡々と仕事をこなす。

不用意に相手に手を出すこともせず、まず質問や説得から会話を開始する。ただし根っこの優しい性格は変わっておらず、戦意を喪失した相手や無抵抗のものに遭遇すると、過去の記憶の一部が垣間見え、見逃す傾向がある。そのため怜子から注意を受けることもある。


「気」を扱う描写はないものの戦闘能力は健在であり、人間の胴体や頭部を容易に踏み抜く脚力も扱う。金属製の義手も相当なパワーであり、人間の頭部を簡単に握りつぶす。ま

た痛覚を失っているようで、金属バットで頭部を殴られても表情一つ変えず、逆にバットが捻じ曲がる。ロケットランチャーの弾を素手で受け止めるほどの怪力を持つ地下格闘技現女王・錆浦蘭(さびうららん)の裏拳も受け止めて見せた。


怜子を恩人だとして深く信頼しており、彼女の指示には忠実。怜子もまた彼を役に立つ助手として扱っている。しかし無抵抗の殺害対象にも無慈悲に引き金を引く怜子に異議を唱えたことも。


錆浦とは面識があるらしく、話を聞くために一度共闘した。またひな子に見覚えがあると感じて錆浦に色々質問した結果、ロリコンだと疑われてしまった。

共闘の後、勝ったら情報を与えるとして錆浦に対戦を望まれるものの、確かな情報があるかわからないとして拒否。確実に見覚えのあるひな子を追って再び行動を共にする。


関連タグ編集

格闘家 熱血漢

ロック(ナンバカ):外見的共通点が多い。怪力も共通している。

納村不道:使用する技がよく似ている。原理は異なる。

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