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―この世に、正義はいない―

概要編集

ヤングガンガンにて連載中。ドストレートかつ緻密なエログロ描写、何らかの事情や以上の才能ゆえに人間をやめたような犯罪者と、これまた心身ともに人間をやめた化け物のような主人公達が繰り広げる激しいアクションが特徴。

この世に蔓延る異常犯罪に対応するために『毒には毒を』の精神で零課による監視の下、公的に殺人が許された『スローター(大量殺人者)』紅守黒湖と、無類の乗り物マニアである屠桜ひな子のコンビが、薬物やサイコパスといった様々な異常犯罪者や、カルト教団や殺人ゲームといった大規模な事件を真正面から蹂躙していく。


登場人物編集

担当声優は、モーションコミックにおけるものを記載。


紅守黒湖(こうもりくろこ)編集

声 - 朴璐美(グリムノーツでも同様)

図で左側。長身でナイスバディ、だがクレイジーサイコレズ。過去に大量殺戮を起こした異常な殺人鬼、そしてクレイジーサイコレズ。死んでいるというレベルじゃない濁った三白眼と蛇のような長い舌(2巻以降は切られて二股になる)、片手でデザートイーグルを連射する人間離れした身体能力、人の心を読んでいるかのような戦闘センスと洞察力に推理力を持つ文字通りの『化け物』。数多くの死に関わったせいなのか『死の気配』を感じるという第六感的なものや、相手を殺す場面でも自分が死にそうな場面でも鼓動が一切変わらず動じないという異常性も持つ。

その能力と殺人への拘りがあるような言動から、政府直々の凶悪犯罪者専門の殺し屋とされている。

男性に対しても女性に対しても敵対すればとことん無情で殺しにかかる。ただしクレイジーサイコレズなので(可愛い)女の子なら生かしてあげることも。

日常生活では殺人とは無縁で、私生活のことや女の子のことや女の子のことを考えている。なお、彼女の毒牙にかかってしまった女の子は、作中で描写がある相手は全員虜になってしまうほどのテクの持ち主。

屠桜ひな子(とざくらひなこ)編集

声 - 南真由

図で右側。ロリ巨乳で天真爛漫(というか電波)な美少女。様々な乗り物を使いこなして黒湖のパートナーをしている。だが黒湖が手を付ける事のない人物。二人の関係は保護者と子供のような形で非常に良好。黒湖の事を「くーちゃん」と呼んでいる。

基本的にアホの子だが、一方でその場の地理を瞬時に理解・記憶ができ、更には神業じみたドライブテクニックを軽々とこなす天才型である。心臓に毛が生えているかのようなチャレンジャー精神と臓物や死体を恐れないタフさを持つ。そんな一方で非情で加減知らずな一面を隠し持っており、手に切り傷を付けられた際に切りつけた相手をバイクで轢いた上に高所から転落させて全身骨折に内臓破裂の重傷を負わせて『おあいこ』と笑顔で言い放った。

彼女の体内には警察からのマイクロチップが埋め込まれており、それによって間接的に黒湖は監視されている。仮に黒湖によって殺された場合は即座に処刑という条件で黒湖はひな子と暮らしている。本人はこのことを全く知らない。

ちなみに愛用の乗用車はランボルギーニ社製のスーパーカー、ムルシエラゴであったりする。

柳岡千代(やなおかちよ)編集

声 - 佐伯恵理香

柳岡会会長の一人娘であり、黒湖の恋人。

黒湖に愛情を抱いており、彼女とは肉体的に結ばれている。ヤクザの娘という立場に加え、嫉妬深い一面もあり、黒湖がピンチだったり他の女に現を抜かすときなどには大胆な行動に出ることもある。

浅葱凛子(あさぎ りんこ)編集

「D・K〜ドメスティックキラー〜」編から登場する人物。詳しくは本人の項目を参照。

柳岡会会長(やなおかかいかいちょう)編集

声 - 立川三貴

派閥「柳岡会」の会長を務める老人。

黒湖に対して様々な情報を提供している。

千代と黒湖の関係は詳しいことは知らないようだ。

井々村弼(いいむらたすく)編集

声 - 後藤光祐

力の代償編に登場したレスラー。

強さを得てプロレス界に活気を取り戻すために薬物に手を染めてしまう。

ミユキ編集

声 - 野上絵理

ナンパされていたところを黒湖に助けられた女性。

その後、黒湖にナンパされた。

朽葉怜子(くちば れいこ)編集

殺人party編に登場した凄腕のスナイパー。

寡黙で男性的な雰囲気の細身の女性。外伝作「アラーニァ」では主人公を務める。

桃山照美(ももやまてるみ)編集

殺人party編に登場した熱血漢の格闘家。

大柄で他人想いの性格の男性。


関連タグ編集

スクウェア・エニックス ヤングガンガン

サイコパス シリアルキラー バイオレンス クレイジーサイコレズ


スリーエフ2015年にスクウェア・エニックスとのコラボが行われた際にコラボタイトルの1つとして選ばれた。


外部リンク編集

公式サイト

コミックナタリーによるよしむらかなと深見真、成田良悟の座談会

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