CV:古河徹人
概要
戦極姫6に登場する本作の主人公の一人。自由気ままに日ノ本を旅する風来坊。剣豪に匹敵する武芸の持ち主で戦場では一騎当千の力を発揮する。そして、大の女好き。困っている女のためなら命を張ることに躊躇いがない。また、料理の腕も超一流で、それを女を口説く武器として活かすことも多々ある。
問題点
ここまでは概要の説明だったが色々と問題点が多く、新主人公「月冴」に追加によるW主人公制の採用が、ファンへの最悪の裏切りと化してしまった。
ストーリーの最終目標である天下統一がなぜか月冴のルートでしか出来ず、全88人のヒロイン達の内、実に82人が月冴でしか攻略できない。続投キャラ、新キャラどちらとも、設定もなにも投げ捨てて新主人公にホイホイとついていってしまうなか、愛着のある旧主人公は新主人公の噛ませ犬にされてしまう。
ヒロイン達が「女は彼が気にいるように振る舞うしかない」「不思議な魅力がある」などと微笑みながら言い出す様はファン曰く「カルト宗教なサイコホラーのソレ」「嫌いな奴から送られてくるハメ撮りNTRビデオレターか何か」と称されるレベル、挙句コイツの性格は中出しヤリ捨ては当たり前、「無垢な女の子を抱く為に躊躇なく騙す」「一夜を共にした相手の顔も名前も忘れる」というクソ野郎である(二股野郎でしかない伊藤誠未満とすら言われる始末)。
その癖料理は一丁前にうまく、難病も交渉も月冴の料理で一発解決で、城を建てるのに差し入れすると数日で城が立つ
ヒロイン達もこの料理を食べると媚薬でも入ってるのかというレベルで即堕ち発情する。
あまりの惨状に旧来のファンは激怒し、事態を重く見た公式は遊戯拡張版及び次回作の「戦極姫7」にて、月冴の存在を完全抹消するに至った。
何故こうなったのか
戦極姫シリーズは複数ライターが担当しているが、意外なことに月冴の性格や設定のブレはほとんどない。
この事から「ライター個人個人の齟齬ではなく、元からこういうキャラで会社側からオーダーされ、監修されている」というのが有力視されている。
ライターの1人から「社員側から提案されたキャラだった」ことも暴露されており、「従来の主人公と真逆の主人公にしようとして失敗した」というのが正しいかもしれない。
結果として新主人公どころかキャラクターとしても酷く嫌われ、公式側がシナリオに関して謝罪するという事態に発展、前述通り公式からも存在を抹消され、(6自体の出来も悪かったこともあり)ファンからも「6なんてなかった」と作品ごと忘れ去られた。