ネタバレ注意!
概要
Death_end_re;Questにて明かされた世界の根幹に関わるキーワード。
大前提の話として、デスリクのキャラクターが生きている世界は全てプログラム……『構成言語』で出来ている。これは建物や道具だけでなく人間などの生物も同様で、それぞれに分子や魂といった構成コードが存在している。
では、それらの構成言語を把握し書き換えられることは可能なのか?
結論から言えば可能であり、そうした世界を書き換えて修正を加える者を『構成言語使い(プログラマー)』と呼ぶ。
本来の彼らは普通の人間が認知出来ない最上層世界に住んでおり、不具合やバグを修正することを使命としていたらしい。
バグとは幽霊や未確認現象などのオカルト全般を指し、水梨新は世界中の人間に知られないように何度も修正を繰り返していたのではないかと推測している。
世界の書き換えは現実にも影響を与える程に絶大で、武器に炎を纏わせるなどの魔法染みたものから何もない空間を区切って閉じ込めるなど幅広い応用が可能。当然ながら、こういった個人の事情での構成言語改造(チート)はご法度であり、最上層世界の人間から危険視されたり粛清対象となってしまう。
地上の世界においても何らかの理由で世界の心理を知った者もいるが、そういった人間の大半は全てが作り物に見えてしまうのか残酷な所業を平然とやってのけるのような人格破綻者が多い。
構成言語使い一覧
作中で構成言語使いに目覚めた者は怪物との戦闘や調査、野望達成のために行使しており、最上層世界の人間にとって不都合な行動をしている者が多い。
リディア・ノーラン
新たちの住む世界の修正をしていた観測者。表向きはゲーム会社『エニグマ社』の専属イラストレーターとして活動していたが、そこで暮らしていく内に仲間との生活や新への恋慕から彼らを助けるべく世界を書き換えてしまい、元いた最上層世界へと連行されてしまった。
詳しく描写されていないが、彼女の場合は専用のペンで構成言語を書き換えていたらしく、元々の趣味を考えるとイラスト作成のように修正していたのかもしれない。
水梨新
一作目の終盤、世界への疑問とリディアの口から明かされた真相から『構成言語』を認知。地上の世界における構成言語使いとなる。
しいなや仲間たちの惨劇から救うべく何度もループを繰り返しており、無印のトゥルーエンド後もオカルトを修正する傍らに他の惨劇を食い止める調査をしていたらしいことが続編で明かされた。
東山まい
二作目にて、水梨新が使っていたパソコンを発見、水梨新に過去に託されていたUSBを使い、ルーデンスアイリスと共に『構成言語使い』としての力を引き継ぐ。主に前作のキャラ達を再現したアバターを引き連れたり、シャドウマターとの戦いに役立てている。
最終的に水梨新から得たワールズ・キーとマルバスの力で運命をハックした。
ジルエッタ・■■■■
二作目の黒幕。悪魔崇拝のカルト教団のトップであり、リズ・ショアラの惨劇を作る切っ掛けとなった全ての元凶。悪魔を神として崇拝しているためか、世界の書き換えを『呪い』や『儀式』と表現している。
この人物もまた最上層世界の人間であり、地上の世界への憎悪から全てを破壊しようと暗躍していたことが仄めかされている。実はとある人物の近親者。