ククク...ひどい言われようだな まぁ事実だからしょうがないけど
概要
主人公の宮沢喜一が扱う武術、灘神影流活殺術と起源を同じくする幽玄真影流の四人の高弟「幽玄死天王」の一人。
幽玄死天王の中でもっとも危険(尊鷹談)だという言葉通り高い実力を持ち宮沢鬼龍を二度にわたって一方的に打ちのめしている。
また、日下部覚吾が不在の場合は他の死天王のまとめ役にもなる。
「幽玄死天王」の四人は、著名な日本画家4人の苗字と名前を入れ替えてズラした名前になっている。
使用技
・朦朧拳
幽玄真影流の基本的技で、人間の見えてもぼやけてる『周辺視野』を利用し、攻撃がすり抜けたように見せたり分身しているようにも見せることが可能。原理としては対象に凄まじい勢いで突進し相手の間合いに入った瞬間に左右にブレて視界から外れすり抜ける。それも視界の焦点を合わせる事なく見えない程の速度で行う事で相手は消えて見えるように錯覚する技である。
・四玉突き
両の眼球、喉仏、金的を一瞬の内に潰す技。
人物
基本的にフランクな性格で久しぶりにあった旧友の木村大観にも冗談交じりで会話したり、そもそも灘神影流を狩る提案をしたのも最後に同門の仲間達と暴れたいという理由で、武術に対してのスタンスは楽しむ事に重きを置いていると窺える。
経歴
初登場時では、鬼龍を地下鉄車内におびき寄せ、戦った後に走行中の車内から対向列車に飛び移って逃走するほどの動きを見せた。
20年前の幽玄真影流解散後はブラジルに渡り、クラブの経営に乗り出す。現地の女性と結婚し間に子をもうけているが、愛人を持つなど見かけによらず艶福家である。
覚吾から正式な解散を受けブラジルに戻るために成田空港直行のバスに乗り込むが、高速道路上にて再び鬼龍と対峙。
鬼龍が手負いだったこともあり一撃も被弾する事なく完勝するが、常人なら死ぬはずなのに幾度となく立ち上がってくる鬼龍に対して次第に恐怖を覚え、「も…もう立ち上がってくるなよ?」と言い残して逃げるようにその場を後にした。
その後、覚吾と宮沢喜一の闘いを見届けるため不知火の屋敷に招かれた。