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1868年(明治元年)生まれ、 1958年(昭和33年)没。近代日本画壇の巨匠である。


東京美術学校の第1期生として、岡倉天心らに学ぶ。岡倉、菱田春草とともに朦朧体(輪郭線を用いない描画手法)の確立、日本美術院の設立などに尽力し、近代日本画の革新に貢献した。


画業は60年以上の長きに及び、画題としては富士山を好んだ。非常に多作な作家でもあり、富士山を描いた作品だけで2000点を超えるという。また多作の画家にはありがちなことだが、贋作が多い画家としても知られる。


毎日一升酒を飲んでいたという酒豪でもあったが、90歳の長寿を全うした。

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