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この記事はゲーム『十三機兵防衛圏』の重大なネタバレを含みます。閲覧にはご注意・自己責任で!




















































概要編集


2065年のダイモス侵攻の際に、第三世代の機兵に搭載されていた4つのAI。

その正体は1周前の元適合者たちの中で426こと和泉十郎に殺される事なく生き延びた、井田鉄也の4人の仲間。セクター0でループする筈が事故で上手くデータが保存されず精神だけの存在となってしまい、彼らと別行動を取ってセクター0に転移できた井田だけが人間としてループする事ができた。後に井田がセクター0からデータを引き出し、生前の姿を模したドロイドを用意できた女性陣だけがドロイドに意識を移し、男性陣はAIとして共に井田と森村千尋に協力していた。

なお森村や井田も含め全員が適合者としての資格を失っており、ゲートや機兵を動かす際には現周の適合者であるもうひとりの自分の生体IDを借りている。そのため現周の自分がゲートや機兵にアクセスすると権限が本人に戻ってしまうため、二度と自分だけではアクセスできなくなる。


AI一覧編集


  • 16番:キサラギ

无题好きなキャラ

CV:M・A・O/伊藤フウ(歌唱)

セクター4こと1985年で活動する「因幡深雪」の正体であり、1周前の元適合者の如月兎美

井田鉄也とは恋仲であり、彼女の復活を願った井田が真っ先に彼女のドロイドボディを用意したが、そのドロイドは井田が拷問の為に復活させた426こと和泉十郎に取られてしまった。

元よりキサラギを人間として復活させたかった井田は、「現周の如月兎美」に「1周前のキサラギ」の記憶と人格を移させようとしていたが、現在の如月を消す同然の行為にキサラギは断固として反対した。その後は自らも16番機のAIとして機兵で戦う事にした。

2064年の戦いで緊急ランダム転送された際に、偶然にも機兵ごとある特殊な場所に転送され事で世界の真相を知り、適合者たちを救うべくユニバーサルコントロールの監視を掻い潜る目的で放送コンテンツの歌番組から侵入し、新人アイドル「因幡深雪」として世界に干渉している。

井田がもうひとりの如月兎美の体に自分の記憶と人格を上書きしようとしていた事、2064年の戦いで「DD426」がばら撒かれた事で、自分の説得を諦めた井田は現周の世界を救う事をやめて次の世界へリセットしようとしているのではないかと思い、井田や森村たちとの接触を避けていた。逆に世界の真相を知った事で敵対していた426こと和泉十郎の真意を理解し、彼と協力関係になりテレビを通じて交信していた。

本編では「因幡深雪」として網口愁に接触し、世界の真相を明かして適合者たちを助けるために導く。後にもうひとりの自分である如月兎美に16番機兵を譲渡した。


  • 17番:ミウラ

十三機兵まとめ ほぼ三浦(ネタバレ含)奈津乃とBJ

CV:石川界人

南奈津乃と行動を共にするロボット「BJ」の正体であり、1周前の元適合者の三浦慶太郎

AIたちを番号ではなく人間名で呼ぶ関ヶ原瑛とは特に仲が良かった。ダイモスが各時代を襲う謎が地下の円盤の中枢コンピュータにある「2188年の記録」にあると思い、その記録データを自分の17番機兵に記録データのコピーをとって解析する程熱心に調べていた。しかし森村が手掛かりになる筈の中枢の記録のアクセスを封鎖した上に、井田が関ヶ原を使って秘密裏に自分たち第三世代機兵の命令権限を井田に変更した事に気付き、森村や井田に不信感を抱くようになる。関ヶ原が変更した自分の17番機兵の命令権限を密かに自分自身に変更し、関ヶ原にはもし自分の機兵が大破した場合は記録データのコピーがあるユニットだけは回収して欲しいと託す。

その後2064年の戦いで緊急ランダム転送される寸前に、17番機兵に搭載されてる小型ドローンに自分自身と記録データの一部を移して脱出。ドローンを回収した井田には中枢の記録データをコピーしていた事がバレていたが、井田が現周の世界を救う気がない事に気付いたミウラは記録データを渡す事を拒否した。

井田は関ヶ原にミウラを騙して完全なデータが保管されている17番機兵を探させるように仕向け、ミウラはしばらくは関ヶ原と行動を共にしていたが、関ヶ原が井田と繋がっている事に気付いていた為、転用を防ぐ為に自分の記憶を一部別の場所に保存して身を隠した。

関ヶ原から離れた後は陸上部の部室に隠れて適合者の南奈津乃と出会い、自身を宇宙人だと勘違いした彼女の生体IDを利用して行方不明になった17番機兵を探し始めた。ちなみに南とは前の世界では出会う事がなく、南は適合者の中で森村や井田と関係が一番薄い為同行するに最適な人物だった(同じ理由で426も南の中に重要なものを隠していた)のだが、それを抜きにしても彼女を好意的に思っている。

「2188年の記録」の解析が終わっている為世界の真相にもある程度気付いており、森村が提唱する「イージス計画」にも反対している。後に17番機兵を発見した後はもうひとりの自分である三浦に後の事を託し、17番機兵を南に譲渡した。


  • 18番:タマオ

【6/26アナコン17新刊】私に悲劇は似合わない

CV:東城日沙子

1周前の元適合者の鞍部玉緒。普段は自分そっくりに作られたドロイドの身体を使っており、咲良高校の制服に身を纏っている。気配り上手な性格で、森村も色々と個人的な悩みを聞いてもらっていた。ミウラも元同郷のタマオにはある程度の信頼を寄せている。

2064年の戦いの後18番機兵は行方不明になるが、経緯は不明だがタマオはドロイドの身体で森村たちのところに戻ってきた。その後人格が破綻した十郎を「鞍部十郎」として治療し、十郎の恋人だった薬師寺恵を不憫に思い一緒に暮らせるように手配していた。

南奈津乃を追う如月ドロイドこと426を発見し戦闘になるも、426にボディを入れ替えられてしまい、ガタがきていたドロイドに入れられたタマオのAIは消滅した。その後玉緒ドロイドの身体を手に入れた426は「相葉絵理香」と名乗り咲良高校で暗躍する。


  • 19番:ヒジヤマ

ひじやま落書き

CV:-

1周前の元適合者の比治山隆俊。作中では未登場で、BJがセクター5こと1945年にあった19番機を見つけた際に消滅を確認している。

裏設定によるとセクター0に保管されていたデータが他のAIたちよりも記憶と人格の破損が酷く、元々不安定になっていた。2064年の戦いの後に緊急ランダム転送で沖野司の12番機兵と共にセクター5こと1944年に転移したが、機兵の汚染でAIに更なる不具合が生じ、沖野に自らの消去を懇願したとのこと。その際にもうひとりの自分ではなく三浦を守ってやって欲しいと伝え、その意を汲んだ沖野は19番機兵の搭乗者を三浦に設定した。


協力者たち編集


CV:鈴木達央

1周前の元適合者の「井田鉄也」。1周前の世界では「2周前の森村千尋」に助けられ行動を共にしていたが、426こと和泉十郎によって適合者の殆どを殺されてしまい、森村や後に機兵のAIとなる4人の仲間と共にダイモスに抵抗するも敗れてしまう。先に4人をループの為セクター0へ逃し森村と共に殿を務め、「98式二輪車両」の転移装置でセクター0に転移しようとするも、森村は間に合わず16年前の彼女自身へのメッセージを託され、井田ひとりで現周の世界へループ。16歳の2周前の森村千尋にこれから起こる事を伝え、彼女と共にダイモスへの対策の為に奔走してきた。

しかし井田の一番の願いは恋人だったキサラギの復活であり、8年かけてドロイドボディを用意してキサラギを復活させるも、中枢のコンピュータを調べるうちに「人間の体に人格と記憶を移植する技術」を知り、キサラギを人間として復活させたい井田は「現周の如月兎美」の体に「キサラギの人格と記憶」を移植して上書きしようとしたが、その非人道的な行為をキサラギは拒否。その事で井田は「最初から有無を言わさずに人間の体に移植するべきだった」と思い、現周の世界を救う事を辞めて早急に次のループ世界に行く事を目的に動くようになった。

そのため自分に好意を抱く東雲諒子を使い「DD426」を戦場にばら撒いて機兵を汚染し、東雲を心配する関ヶ原瑛を使って第三世代の機兵の命令権限を自分に変更させて最終防衛で機兵を使えないように目論む等、裏で「機兵計画」を妨害するようになる。またループができなくなってしまう「イージス計画」を視野に入れ始めた森村の事も排除しようと目論み、関ヶ原に次のループに連れて行く事を餌に森村の排除と、ミウラの持つ記録データを奪うように命令した。

2064年の戦いの時は殿を務める事で森村たちから姿を眩まし、1985年で政府が秘密裏に設けたスパイ機関・情報特務機構の理事長を務める。東雲を森村たちに合流させて間者にし、父親の事で脅した鷹宮由貴や配下の黒服たちを使って咲良高校に干渉し、現周の適合者たちや敷島重工の協力の下で動く森村たちを監視し、機兵計画の妨害を行なっている。

そのため生産していない筈の飛行型の第四世代の機兵を目撃した時は、自分や森村たちではない第三勢力が制御鍵を掌握し「機兵計画」を未だに完遂しようとしている事に気付き、本格的な排除に動き出す。


CV:種﨑敦美

2周前の元適合者の「森村千尋」。1周前の世界では32歳の彼女が16歳の井田たちと共にダイモスに対抗したが適わず、次の世界にループしようとしたが森村は間に合わず井田だけをセクター0に転移させ、16年前の自分へのメッセージを井田に託して死亡した。

巻き戻った現周の世界で2周前の森村千尋(16歳)は、ひとりセクター1で佇んでいたところをループしてきた井田に出会い、彼から未来で起こる事を聞き共に世界を救う為に共に奔走する。この事情から現在の彼女は1周前の出来事を経験しておらず、好きだった和泉十郎こと426が井田の仲間たちを殺した事も話だけ聞いていた状態だった為、実感を持てないでいた。

中枢の記録データを調べていく内に衝撃の事実が判明し、記録データのアクセスを遮断。この事でミウラの不信感を招く。後に426を殺害した罪悪感と、機兵計画が「DD426」に汚染され頓挫した事で「イージス計画」に切り替えた(沖野が汚染回避コードを作っていた事は最後まで知らなかった)。

この「イージス計画」は「廃墟となった誰もいない時が止まった世界で、15人の適合者と元適合者たちが死ぬまで生き続ける」というものであり、ある真相を知った事でもうループができないことに気付き、426こと和泉十郎を殺した罪悪感から狂う前の彼を復活させて共に寿命まで生きていたいという願望もあり推進し、転移ゲートも封鎖した(これは後に本来の適合者である冬坂五百里によって解除された)。しかしこれ以上ループができない事を知らない井田や、同じく世界の真相を知る者たちからは計画を反対されており、郷登蓮也も森村のあまりにもの変わりように不信感を抱き、独自に行動を始めている。


セクター1(2104年)出身の適合者。二人は友人同士。セクター1崩壊後に森村たちに助けられ、他の時代を守る為に森村たちに協力する。

十郎は適合者5人のリーダー的存在で、沖野は機兵の設計を行っている。2064年の戦いの後は十郎は2024年(セクター3)に転移し、薬で「DD426」の進行を抑えていたが、ダイモス侵攻でただ一機で前線に出た事で廃人となってしまった。沖野は「DD426」の件から仲間たちを信用できず、たまたま見つかった関ヶ原以外には生死不明のまま潜伏している。


セクター2(2064年)出身の適合者。東雲と郷登は早生まれで、関ヶ原のみ下の学年。東雲は関ヶ原と幼馴染で、郷登は元カレ。その為関ヶ原と郷登の仲はあまり良いとは言えないが、二人とも東雲の事は心配している。セクター2のダイモス初期侵攻の後に森村たちにスカウトされ、自分たちの時代を守るために協力する。

2064年の戦いの際、郷登は機兵を遠隔操作していた為「DD426」に汚染されずに済んだ。「DD426」は関ヶ原の機兵から放たれた為、最有力容疑者となった関ヶ原は仲間たちから距離を置き各時代を転々としているが、あるツテで症状の進行を抑える薬を手に入れており、仲間たちの為に危険を顧みず密かに森村宛てに届けた。東雲は森村たちとの合流が遅かった為症状が悪化しており、殆ど記憶を留められなくなっている。


発明品編集


  • 機兵

機兵(十三機兵防衛圏)を参照


  • ゲート

各時代を移動できる転移装置。地下の中枢コンピュータ「円盤」にある転移装置本体に、地上のそれぞれの地点でも使えるように森村が遠隔操作機能を追加したもの。適合者の生体IDが必要で適合者であれば誰でも使えるが、当然操作方法を理解していなければ使いこなせない。ゲートの移動履歴を消したり、鍵をかけておく事もできる。

ちなみに地下の中枢コンピュータは各セクターに存在するが、森村たちが解析を終えて自由に使えるのはセクター1と3のみ。その内セクター1はダイモス侵攻後に地上が致死量の放射能で死の世界になっている為今は行くことができず、中枢のコンピュータは現在セクター3しか使えない。


  • ドロイド

井田がセクター1(2100年代)の技術を使って発明した、人間骨格を持つアンドロイド。充電なしで120年稼働する。井田と森村だけでなく、セクター1と2の適合者5名の音声が登録されており、彼らによる音声操作が可能。

2064年の戦線崩壊後は井田が自分以外の操作権限を外し、セクター1の敷島地下研究施設やセクター3に配置して近付いた適合者たちを襲うように設定している。


  • フェイザー銃

2100年製のショックガン。中枢の解析情報から研究され作られた武器で威力を10段階に変更でき、1だと強い痛みくらい、10まで上げると象も殺傷できる。人体認証システムが搭載されており、万が一敵に奪われても持ち主を撃てないように設定できる。上記のドロイドもこの武器でなければ対抗できない。

森村、東雲、郷登、関ヶ原が護身用に持ち歩いている。



関連タグ編集

十三機兵防衛圏 井田鉄也 森村千尋 機兵(十三機兵防衛圏)

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