概要
ウェカピポは、己の妹が裕福に幸せに暮らせるようにと富豪の男を結婚相手として紹介し、妹はその男と結婚した。だが、その選択がウェカピポの最大の間違いであった。
ある晩、ウェカピポは妹の住む家に訪ねると、そこには顔面が腫れ上がった妹がいた。妹の夫が毎日DVを繰り返していたそうだ。ウェカピポは当然怒りに燃えるが、なぜか妹は夫は悪くないと庇った。
妹は、不自然に花瓶に左手をぶつけて落としてしまう。それを見たウェカピポは妹の左目が過激なDVにより失明していることに気がついた。ウェカピポは即座に妹と男を離婚させることを。全ては妹のための行動であったが
キリスト教・カトリックの教えでは、結婚は終生の神聖なものであり、離婚は許されない。離婚するためには結婚そのものが無効であったとの許可を教会に取る必要があり、ウェカピポはそれを行なった。
それを妹の夫は侮辱だと捉えて逆上、ウェカピポを拷問した。だがウェカピポは屈しなかった。土下座をしてまで謝罪し、離婚を頼み込んだ。しかし妹の夫は自分が恥をかかされた故にそれを認めず、しまいにはウェカピポにゲスな表情で
「 いいかおい… 」
「 おまえの妹はな…ウェカピポ 」
「 殴りながらヤリまくるのがいい女だったんだよ 」
「 じゃなきゃあちっとも気持ちよくねーし……つまんねぇ女だった 」
という悍ましい言葉を吐きかけた。これにはウェカピポも激昂。そして妹の夫はウェカピポを殺すため、彼に決闘を申し込んだ。