概要
昭和49年(1974年)から昭和51年(1976年)において公開された、日本のアクション映画シリーズであり、主演は日本を代表するアクション俳優である千葉真一氏で、全作において主人公を務めている。
千葉氏が演じる空手・拳法の達人である凄腕の殺し屋が、非合法な依頼を引き受けて仕事をこなす中で、巻き込まれた抗争の元凶である国内外のマフィアや犯罪組織と激闘を繰り広げていく内容となっている。
更に、千葉氏演じる主人公が戦う敵の刺客を、著名な格闘家・武術家が演じていることも話題となった。
本作は日本国内のみならず海外でも人気を博し、アメリカハリウッドの映画会社『ニュー・ライン・シネマ』が千葉氏を「ブルース・リー以上だ。素晴らしい」と評し、興行権を買い取って海外でも公開された。
アメリカでは『The Street Fighter』というタイトルで中南部の都市18館で公開され、初代作はアメリカ映画の大作を押さえて3週間でベスト5に躍り出て、彼の代表作の一つとなり、アメリカで最も権威のある総合情報週刊誌である『Variety』に、日本映画として初めて掲載された作品となった。
シリーズ
- 激突!殺人拳(The Street Fighter)
- 殺人拳2(Return of the Street Fighter)
- 逆襲!殺人拳(The Street Fighter's Last Revenge)
- 子連れ殺人拳(Karate Warriors)