気積

きしゃくもしくはきせき

建築用語の一つ。および中世日本で信じられた病魔。

曖昧さ回避

1. きせき：室内にある空気の総量。床面積×天井高の平均値で計算する。
2. きしゃく：戦国時代に書かれた東洋医学書『針聞書』に記述される病の原因である虫の一つ。※この項で説明

『針聞書』の気積

口が3つもある珍妙な姿のけもの。

胃袋に潜む「虫（病魔）」で、脂っこいものを好み、宿主は色事を好むようになるという。

退治するには虎の内臓を食べて追い出さなければならないらしいが、そんなものをどうやって工面しろと言うのか。

それともスケベ・好色は死ななきゃ治せないとでもいうのか……

関連タグ

針聞書　妖虫　病魔

淫虫