種族	蛟
二つ名	鬼秀組組長・水中のペテン師
能力	嘘を信じ込ませる程度の能力
主な活動場所	畜鬼界
危険度	高
人間友好度	低
身長	172cm
嘘テーマ曲	エマージングドラゴン〜鮮血の淵

畜鬼界を牛耳る三大組織の一角、鬼秀組の組長。鬼秀組に属する者たち以外には上から目線な態度をとり、たとえ相手が賢者でもその態度は崩れない。部下や仲間は大切にするので組員たちからは慕われている。

彼女が率いる鬼秀組は、策を用いて敵を嵌める頭脳派の集団。小細工や罠などが得意で、純粋な力はそこまで強くない。狡猾な手ばかりを使うため嫌われがちな集団でもある。

甘いものが大好きでよく甘味を食べているが、体が受け付けないのか食べ過ぎると頭が痛くなる残念体質。チョコレートが一番頭が痛くなるらしい。

容姿

青緑色のセミロングで、毛先は薄い黄色。髪は右側にまとめて垂らしており、前髪は左に流してピンで留めている。黄橙のツノと青緑の竜の尾が生えており、頬には水色の模様がある。全体的に青く、アクセントとして黄色が入っている。

性格

プライドがかなり高く、けなされたりバカにされることを嫌う。感情が顔や態度に出やすいので機嫌を取ることは容易。激情すると口調が荒くなる。感情的になりやすいが頭はキチンと働いており、衝動で物事を決めることはしない。

生前は知識や知恵といった概念すら持たないほど本能に忠実だった。人間に討伐された際、自身の無知さに恥と憤りを覚え、あらゆる事に手を出した結果が現在の彼女である。自分の頭脳には誇りを持っているが慢心はせず、常に上を目指し続けている。典型的な努力型だが、いわゆる天才と呼ばれる者を否定的な目で見ることはほとんどない。

能力

嘘を信じ込ませる程度の能力
問答無用で嘘を信じさせるわけではなく、言葉選びや話し方、話すスピード、身振りや手振りなどあらゆる要素を相手や状況に合わせて変え、巧みに相手を欺き、あたかも真実であるかのように思わせる能力。疑り深い者には効きにくく、真実を知っている者には効かない。

毒気を吐き、相手を害する能力
こちらは蛟という種族としての能力。毒気を吸った者は動きが鈍り気分が悪くなる。戦いには使用せず、逃げるときによく使う。

チャームカード

龍符「水の大蛇」
龍符「ウォータードラゴン」
龍符「スパイラルドラゴン」
水霊「河中に潜む魍魎」
水霊「怒りの水神」
古記「沈まぬ瓢」

異変での活躍

異変の根幹に深く関わりのある人物であり、幻獣鬼での異変の黒幕とも言える。
奴隷として扱っていた人間霊を埴輪神祇時奈から奪い返すため、また弱肉強食という掟に反する存在である祇時奈を排除するため、蹴牙組、剛猛同盟と手を組み動物霊を地上に送り込んだ。動物霊に連れられやってきた人間に、異変の黒幕は創靈園にいる神であると偽りの情報を与え邪魔者を排除するように仕向けた。
ちなみに他組織と手を組むのがあまりにも嫌だった（正確には会合に出るのが嫌だった）らしく、頭では最適解と分かっていながらも最後の最後まで他の案を探し続けていたようである。